贅沢なのには理由がある?高級シロモノ家電は生活をどう変えるか、家電Watch編集長に直撃

数多安価な家電が存在する中、なぜ高級なシロモノ家電は多くの支持を集めるのか?それらを使うことで、人々の生活はどのように変わるのか?シロモノ家電専門のニュース媒体「家電Watch」の編集長・阿部夏子氏に聞いてみた。

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10万円を超す炊飯器や、7、8万円以上はする掃除機が売れに売れている。私も仕事柄、いわゆる高級シロモノ家電を使う機会は多いが、そういった家電を使うことで、いったい生活がどう変わるのか?

まず、それを教えてくれたのが、パナソニックの炊飯器最上位機種だ。家電製品の中でも、炊飯器ほど価格差が如実に現われる製品はなく、これまでさまざまな炊飯器で炊いたお米を食べてきたが、お米の甘さとふっくらとした粒感で、ごはんの美味しさでは断トツのナンバー1だ。

この炊飯器を使い始めて一番変わったのは、ファミレスなどで外食する際、お米を食べなくなったこと。理由は単純で、自宅で炊くごはんがあまりにも美味しすぎるから。我が家に来た友人たちも皆、一口食べるだけで誰もが驚くほど、その美味しさは際立っている。

日本人の多くは、ごはんは毎日食べるもの。だからこそ、何はなくとも炊飯器だけは高級機を手に入れてほしい。ほんのちょっとした贅沢で、おかずも含めた毎日の何気ない食卓が、ワンランクもツーランクもアップし、幸せな気分に浸れるからだ。

続いて、一家に一台高級機を手に入れてもらいたいのが掃除機だ。私がすすめるのは、ダイソンのコードレススティッククリーナー。2011年の発売以来、歴代モデルを全て使っているが、この製品だけはもう手放せない。

独自のサイクロン機構や、強力な吸引力が特徴の本製品だが、私が評価したいのは、見た目の良さと、コードレスでいつでもさっと使えるところ。見た目が良いから、見えるところに置いてあっても気にならず、気になるゴミがあれば、さっと取り出して掃除。その時間はせいぜい1~2分だ。それを気になった時に繰り返すだけで、部屋はずっときれいなまま。掃除は、かつて週末などに頑張ってやる家事だったが、スティッククリーナーを使い始めてから、頑張らなくてもいいものに変わった。

毎日のごはん、日々の掃除。頻度の高い家事にこそ、高級シロモノ家電をおすすめする。家電に投資をすることは、最新ファッションや話題のレストランにお金を使うよりも、格段に豊かな暮らしをもたらしてくれるからだ。

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パナソニックの炊飯器最上位機種『スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器 SR-SPX104』

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ダイソンのスティッククリーナー『DC74 モーターヘッド』


【阿部夏子】
シロモノ家電専門のニュース媒体「家電Watch」の編集長。新製品ニュースはいち早く、実機レビューはじっくりと日々アップし続ける。http://kaden.watch.impress.co.jp/