使い方次第で大化けしそうな“3chピンポイント全録”『REGZAサーバー DBR-T560』

今年もレコーダー新製品の相次ぐ季節になりました。

先週は東芝のBDレコーダー「REGZAサーバー/REGZAブルーレイ」冬モデルが発売。
トリプルチューナー2種、ダブルチューナー2種の計4製品で、
いわゆるスタンダードな売れ筋モデルのリニューアルです。

『DBR-T560』 デジタルチューナー×3 内蔵HDD:2TB (タイムシフトマシン対応)
『DBR-T550』 デジタルチューナー×3 内蔵HDD:1TB (タイムシフトマシン対応)
『DBR-Z520』 デジタルチューナー×2 内蔵HDD:1TB
『DBR-Z510』 デジタルチューナー×2 内蔵HDD:500GB
<ラインナップ比較表(東芝公式サイト)はこちら>

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▲こちらが『DBR-T560』。(実勢価格:10万5000円)

4モデルともデザインは昨年のものを踏襲しつつ、録画機能・編集機能の至るところをブラッシュアップしてますね。
見るべきところはたくさんあるのですが、今回注目したいのは『DBR-T560/T550』が対応している「タイムシフトマシン」。いわゆる全録機能です。
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通常の録画ができる3チューナーを、「指定した3チャンネルを常に全部録り続ける」モードに変更可能。
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チューナーが3つだけなので、“地デジが全部網羅できる!”というような本来の全録にはかないませんが、本製品では有料放送を含むBSやスカパー!でも全録OKなのがポイント。
そのため、
「有料放送3チャンネルで構成」
「良質の番組が絶え間なく放送されている」
という特徴があるBSのWOWOWとは特に相性がいいと言われていますね。

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▲こういう感じで、「過去番組表」に3チャンネル分の全録画番組をどんどん蓄積していくことができます。

このタイムシフトマシンでは、「24時間全部録画」じゃなくて
ときどき休止時間を設定すると、その分HDDに余裕ができ長期間の全録ができる仕組み。

例えば、全録の時間を夕方~深夜帯だけに絞って、かつ画質を下げて設定すると、30日間以上の番組をキープできます。
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しかしこの「休止時間の設定」、従来のモデルでは「全録休止中は何も録画できない」という仕様でした。
本来は普通の予約録画もできるはずのレコーダーなのに、もったいないですよね。

今回発売の新モデルはそこを解消し、「全録休止中は3チューナーを自由に使って録画できる」仕様に変わったんです。

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▲全録は夕方17:00~深夜4:00までに設定。(「過去番組表」からはここの時間帯の番組が消える)

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▲全録お休みの時間は、普通の録画予約ができるようになります。

この機能をどう使うか?
ひとつは、先で触れたように「WOWOWなど有料チャンネルの全録を基本としつつ、地デジなどで録りたい番組がある時間帯は全録をお休みにする」といった考え方です。

もうひとつは逆に、基本的には全録機として使わない…という考え方。これが新しい!
つまり、「3chでピンポイントな時間帯だけ全録を設定し、その他はマニュアルの予約録画メインで使う」といった運用方法です。
従来は全録の休止時間をたくさん設けても、その間に録画ができない(もったいない)ため、使うに使えなかった方法ですね。

これはかなりマニアックな使い方になってきますが、例えば“アニメ話題作を絶対見逃さない仕様!”みたいな設定にしてみるのはどうでしょう?
(以下、関東ローカルな例えになりますがご容赦を!)

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▲TBS、フジテレビ、TOKYO MX(またはBS11)の3チャンネルを22:00〜深夜4:00の間だけ全録!

※TBS系は「アニメイズム」、フジテレビ系は「ノイタミナ」といった深夜アニメの人気枠がある。TOKYO MXやBS11は深夜アニメ自体が非常に多いことから。

これで話題になりそうな深夜枠を年中確実にキープしつつ、
夕方のテレビ東京や日テレ、週末の朝が熱いテレビ朝日などはマニュアルで録画。(…なんか無敵感が出てきた!)
もちろん、3チャンネル全部ではなくて、全録は1~2チャンネルだけ…という設定も可能。
こういうプランを考えるの、録画マニアにはたまらない楽しさがあります。

このピンポイントな全録機能自体は、「帯に短し たすきに長し」的な側面も含んでいますが
基本は3チューナー/2TB HDDの大容量レコーダーとして使うものに
“便利なピンポイント全録機能がおまけとして付いてくる”と考えると、なかなかおもしろい選択肢だと思います。