マウントの将来性が購入ポイントに、一眼&ミラーレスカメラの今後について

入門機の充実やミラーレスのおかげで、レンズ交換式カメラの市場規模はこの5年で3倍以上にも拡大。今、その時期にデビューしたユーザーの買い換え需要を狙った高性能モデルの投入が相次いでいる。

ミラーレスカメラで20万円前後、一眼レフで30万円前後(共にレンズキット実勢価格)という、決して安くはない選択肢だが、それだけに入門機にはない圧倒的な高性能を備えていることがこれらの売り。より高速な連写性能や、複雑ながら素早い撮影設定変更を可能にするダイヤルインターフェイス、撮影シーンを選ばないタフな高剛性など、もはやエントリー機では物足りなくなった“中級者”も満足できるポテンシャルを秘めている。

高くても長く使えると考えれば、コストパフォーマンス的にも納得できるはずだ。Wi-Fiなどの先進機能対応では堅実なハイエンド機よりもこのグレードの製品の方が積極的という傾向もある。

なお、これらの製品を購入する際に念頭に置いておいてほしいのが、マウントの将来性。今後はボディに相応しい品質のレンズを買い揃えていくことになるのだから、軽い気持ちで選ぶべきではない。安心の老舗か、伸び盛りの新規格か……その次の買い換えも意識して選ぶべし!

ミラーレスカメラ最大のメリットは、その名が示すようにミラーボックス排除などによる小型・軽量化なのだが、ここ1~2年、その美点をさらに追求した超小型ミラーレス製品が急増している。

例えばパナソニック「LUMIX GM」シリーズなどは、コンパクトカメラ顔負けの携帯性を実現(手の平サイズで重量300g未満!)。カバンの中に入れっぱなしにしておいても邪魔にならないサイズなので、旅行やイベントなどへの気軽な持ち出しはもちろんのこと、毎日持ち歩くという使い方も充分現実的だ。コンパクトカメラからのステップアップとして最もハードルの低い選択肢と言えるだろう。荷物を増やすことなくレンズ交換式カメラデビューできるのがうれしい。価格的にも8万円前後と比較的購入しやすいグレードに収まっている。

もちろん小さいからと言って、機能的に不足があるわけではない。『DMC‐GM5』は超小型ながら何とEVFも搭載されているなど、あくまでフルスペックを凝縮。機能的な妥協がほとんどないので、気軽に持ち出せるサブカメラが欲しいが、操作性や画質が落ちるのは避けたいという贅沢な上級者でも不満を感じることはないだろう。

パナソニック『LUMIX DMC-GM5』([レンズキット]実勢価格=10万7780円/[ボディのみ]実勢価格=9万6970円)。昨年登場し超小型ミラーレスカメラとして一世を風靡した『DMC-GM1』の上位モデル。好評だった手の平サイズボディをほぼそのままに、要望の多かったEVFやアクセサリシューを追加し、実用性を大きく高めている。
パナソニック『LUMIX DMC-GM5』([レンズキット]実勢価格=10万7780円/[ボディのみ]実勢価格=9万6970円)。昨年登場し超小型ミラーレスカメラとして一世を風靡した『DMC-GM1』の上位モデル。好評だった手の平サイズボディをほぼそのままに、要望の多かったEVFやアクセサリシューを追加し、実用性を大きく高めている。