auの「アンプ内蔵デジタルイヤホン」でアニソンを聴くと最高にアガる

auから「iPhone」や「iPad」で48kHz/16bit音源をロスレスでデジタル出力できる、アンプ/DAC内蔵インナーイヤーが登場しました。

au
アンプ内蔵デジタルイヤホン typeL R04E004W
実勢価格:1万1664円(auオンラインショップ価格)

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ヘッドホンとアンプ/DAC一体型モデルは、今のところほかに2機種くらい。その中でも「iPhone」とダイレクト接続できるのはこのモデルだけなので、なかなか貴重な製品です。

こんがらがる方がいると思うので、一応前もって「ハイレゾ音源」の定義を改めておさらいすると
電子情報技術産業協会(JEITA)による定義付けだと
44.1kHz~48kHz/16bitはハイレゾ音源ではありません。48kHz/16bitもCDスペックとして定義されています。
ハイレゾ再生モデルでないのは残念なのですが、実際聴いてみたらちょっと面白い音質の製品だったので少しレビューをしたいと思います。

まずは外観から

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▲DAC/アンプはリモコン部に内蔵。価格を考えるともうちょっと重みのあるリモコン部でも良かったかなと思います。

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▲ドライバーはネオジウムマグネット採用のφ10mmダイナミックドライバーを採用。

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▲ステレオミニプラグの代わりにLightningコネクタを装備しています。

さて、早速ハイレゾ再生アプリ「Onkyo HF Player」で音源を再生みると、

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予想通りアプリ内では、ロスレス再生の表示はありませんでした。ハイレゾ再生時には右写真のように再生している音源の「kHz/bit」が表示されます。前述の通り48kHz/16bitはハイレゾ音源ではないため、おそらく表示の用意がないはず。

それは予想通りだったんですが、ある意味予想を大きく裏切ったのが「すんごいこのアンプ、パワーが強い!!」ということ。
普段から結構音量は大きめな方なのですが、このモデルを通すと全然音量を上げなくてもグイグイきます。

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▲左が本機で試聴時、右が別のヘッドホンで直接聴いている時。体感で同じくらいの音量でこれほどの差が出る。

しかも結構な低音強調系。同価格帯のハイレゾ対応インナーイヤー、エレコム『EHP-CH2000』と聴き比べましたが、そちらはまさに「ハイレゾ対応」と言える高域がシャープかつ精細なのに対して、本機は低域のパートだけでなく全パートで低域をぐっと持ち上げている感じ。
ドラムなどリズムのキレは少し失われる印象でしたが、楽曲のパワーを倍くらいに引き上げてくれます。

試しに音量をいけるところまで上げてみました。

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こんなにパワーが持ち上がるので結構すぐに音割れしちゃうかなと思ったのですが、なかなかアンプ性能も優秀なようで、楽曲によりますが上の画像くらいまで音量を上げても音割れせず、輪郭をぼやけさせることもなく聴けました。

試しに手持ちの「iPhone」に入っている中で一番やかましい曲を聴いてみました。

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「DJ Paul Elstak」というDJのめちゃくちゃハードなダンストラックですが、う~~ん……さすがに低音がぼやけ過ぎて個人的にはあんまり。

それじゃあこのモデルに合う楽曲は何か、と探して見つけたのがコレ。

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μ’s「僕らは今のなかで」

「ラブライブ!」ですよ。
多重に重ねられたBGMがどんどん歌声を押し上げてスゴイ臨場感……でした!! こういうパートとレイヤーの多い楽曲だと効果が激しく大きい!
これはもしや……と思い、
Kalafina「heavenly blue」や、でんぱ組.Inc「でんぱーりーナイト」などの

・楽曲のレイヤーが多い
・複数のボーカルとコーラスが重なる

こういう楽曲だと、持ち前のアンプ性能をいかんなく発揮して演奏が濁り合うことなくボーカルを立たせてくれると感じました。たぶんマスタリングによるんでしょうが、一番音圧が激しいμ’sの曲がボーカルがくっきりと聴こえたのが不思議ですね。

……とまあ、デジタル出力よりもアンプ性能ばかり語ってしまいましたが、
これは一聴の価値あり! だと思いますよー。

μ’sメンバー歌声を大迫力で聴きたいならぜひぜひー!