急激に普及中!今さら聞けない4K基礎用語

つい1~2年前まで、さまざまな意味で現実的とは言えなかった4Kテレビだが、この1年でその状況は大きく様変わり。まず、最大の障壁となっていた“価格”が大幅に改善。約2年前と比べておよそ半額程度にまで低価格化したことで、従来フルHDテレビとの価格差が納得できるレベルにまで縮まっている。

そしてその上で、HDMI2.0やHDCP2.2対応が一般化するなど、長く使っていくために必要となる“機能”も一通り完備。懸案事項とされていた“コンテンツ”についても2014年6月に4K試験放送が始まったほか、10月にインターネットを使った4K配信サービス「ひかりTV 4K」が始まるなど、猛烈な勢いで充実していっている。

もちろん、これに合わせてテレビ周辺のさまざまなデジタル機器が続々と4K化。既にビデオカメラやスマホなどがいち早く4K対応を果たしている。あと数年も経てば、全方位で「4K」が常識となるだろう。

既に「4K」は未来ではなく、現在。これからテレビやその周辺機器を買い換えようと考えている人は、下記の基礎用語を覚えておいて備えておこう。

●4K(よんけー)
フルHD(1920×1080ドット)を縦横に2倍した3840×2160ドットの超高解像度映像のこと。ほぼ4000ドット×2000ドットということで「4K2K」転じて「4K」。なお、海外では「Ultra HD」と呼ぶのが一般的だ。

●HDCP 2.2(えいちでぃーしーぴー にーてんに)
デジタルA&V機器間で著作権を保護するための規格の1つ。国内で提供される4K配信サービス利用時に原則として必須とされる。ごく初期の4K対応テレビに非対応のものがある。

●DisplayPort(でぃすぷれいぽーと)
4K/60pの伝送に対応するケーブル規格の1つ。主にPCで利用されている。4KテレビをPCのモニタとしても利用したい場合は、同コネクタを備えた製品を選ぶと面倒がない。

●XAVC S(えっくすえーぶいしー えす)
ソニーが2012年に発表した次世代映像フォーマット「XAVC」の民生用機器向け版(映像の圧縮にはノウハウやコストなどの理由からH.264を採用)。既にソニー製4Kビデオカメラなどで採用済み。

●HDMI 2.0(えいちでぃーえむあい にーてんぜろ)
最新デジタル機器を接続するためのケーブル規格の最新版。従来「HDMI 1.4」では非対応だった4K/60pの伝送が可能になった。ケーブルは従来のものをそのまま流用できる。

●H.265/HEVC(えいちにーろくご/えいちいーぶいしー)
最新映像圧縮技術の1つで、ここ10年の定番だったH.264こと「MPEG-4 AVC」の後続規格。H.264と較べて同サイズで倍の画質を実現した。録画・再生には対応ハードが必要。

news20150119_01
ゲーム機、スマホ、PC、BDプレイヤー、チューナー、レコーダー、プロジェクター、ビデオカメラ、カメラなど、4Kテレビの普及によって、テレビに接続するデジタル機器やその関連製品がどんどん4K対応に。まだ限定的対応というものも少なくないのだが、間違いなく“4Kワールド”は拡大中だ