意外に使えた!? 人気・定番サービスのガラケー対応度を検証

ここ数年のスマホ移行を強力に後押ししてきた、スマホ向けオンラインサービスの数々。特に「LINE」や「Twitter」などのコミュニケーションサービスは友人たちとの“付き合い”という強制力で乗り換えの大きな原動力になっていた。

しかし、実はこれらサービスのほとんどはガラケーからでも利用できる。機能面、使い勝手にかなり制限があるのは事実だが、「LINEを使わなければならないのでガラケーには戻れない」などということはない。さほど積極的に使っているのでなければ、これで充分だろう。

ここではそれら代表的サービスの中から特に利用頻度の高そうなものついてその利用感を確認してみた。

【LINE】対応度70%
チャット機能だけならスタンプも含めて楽しめる!

今や国民的コミュニケーションツールとなっている「LINE」もガラケーから利用可能。本来のメイン機能である無料音声通話は使えないものの、実質的に最も使われている文字チャット機能に関してはほぼそのままガラケーから利用可能だ。スタンプや写真などもきちんと表示される。ただし、メッセージの着信通知、自動更新に非対応で都度取りにいくため、急ぎの連絡には使いにくかった。

news20150129_01_a news20150129_01_b
▲ガラケー版「LINE」のとチャット画面。一画面あたりの情報量は少ないが、きちんと会話ができるようになっている。ガラケー版LINEは、LINE公式ホームページ(http://line.me/ja/)のQRコードからアクセスできる専用ページから利用可

【Facebook】対応度70%
写真付き近況の投稿など基本機能は一通り利用可能

Facebookも公式にガラケー対応済み。アプリ機能などは利用できないものの、友達の近況を読んだり、自分の近況を投稿したり、メッセージを送受信したりといったことは普通にできる。ただし、一画面あたりに表示される情報量が少ないため、友達が多くなってくるとキツいのだが、普段はPCで、出先ではガラケーでといった使い分けをするなら問題ないだろう。

news20150129_02_a news20150129_02_b news20150129_02_c
▲ガラケー版Facebookの基本UI。テンキーを使ったショートカットにも対応するなど、かなり練り込まれている。メールを使った写真投稿にも対応する。

【Twitter】対応度65%
ツイートするだけなら問題なし

ガラケー向けTwitterサイト(http://twtr.jp/)からサービスにアクセス可能。こちらも複雑なことはできないが写真付きツイートやリツイートなどは可能。ただし、一度に表示できるTLの量が少ないため、じっくり友人のツイートを確認するという使い方には不向きだ。

news20150129_03
▲140文字のミニブログという仕様はガラケーの狭い画面にも優しい。ただし特殊なデータ形式のアイコンなど、画像データが一部表示されないなど、細かな不具合も散見された。

【YouTube】対応度40%
再生できないことはないが……

ガラケーの処理性能、1ページあたりのデータ量制限、画面サイズなど、さまざまな理由から快適とは言いがたいものの、とりあえず動画を再生することは可能。なお、10分以上の動画は自動的に分割され、ユーザーが手動で切りかえていく必要があるので注意したい。

news20150129_04
▲ガラケーからYouTubeにアクセスすると専用ページに。ただし、最近はサービスが一時的にダウンしていることが多くなった。ガラケー版の提供が終了するとの噂も?

【路線検索】対応度100%
当然ながらフル機能が使える

元々がガラケーの人気サービスだったということもあって、基本機能はフルに利用可能。スマホになってから実現したSNS機能などは利用できないが、実用上特に問題はない。キャリアが提供する無償サービスから、高機能な有償サービスまで選べるのも◎だ。

news20150129_05
▲テキストベースのUIだが、表示される情報はスマホ向けアプリなどと全く同じ。詳細条件を指定した高度検索や、始発・終電検索などの便利機能も一通り搭載されている。

【地図検索】対応度90%
Googleマップは非対応に

以前はGoogleマップのリンクにアクセスできたのだが、昨年の仕様変更でガラケーからのアクセスができなくなった。ただし、それ以外の地図サービスは現在も健在。無料で使えるサービスも多数存在するので、特に不便を感じることはないだろう。

news20150129_06
▲NTTドコモ提供の地図サービス「ドコモ地図ナビ」(月額300円)。現在値周辺の地図表示から、目的地へのナビ( 3D表示で分かりやすい)までさまざまな機能を提供する。

【Gmail】対応度80%
リアルタイム受信はNG!!

ブラウザ経由となるが、ガラケーでGmailを利用することができる。ガラケーで表示できる形式なら添付ファイルもOKだ。反面、その仕様上プッシュ受信などには対応していないので、あくまで届いているはずのメールを確認するといった程度の用途向き。

news20150129_07
▲ガラケーでGmailの受信トレイを表示。メールの送受信や削除など、基本的な機能は一通り行なえた。ただし、動作はかなり緩慢で、標準メールと比べストレスがたまりがち。

【MS Office】対応度70%
意外に表示再現性は高い

「ドキュメントビューア」対応ガラケーなら、Microsoft Officeのファイルなどを閲覧可能(残念ながら編集はできない)。あまりに複雑なデータは表示できないのだが、一般的なワド書類や表計算データなら、かなりの精度で再現してくれてるので閲覧には向く。

news20150129_08
▲グラフ付きのExcelデータを表示してみた。PCでの表示とはだいぶ異なるが、しっかりグラフも再現されているは◎。もちろん見たいところを拡大表示することもできる。