5つの基準で徹底チェック!真のふとん掃除機はどれだ?

ふとんの奥に潜んでいる、目に見えないダニの死がいやフンを根こそぎ集められるふとん掃除機はどれなのか? 話題の7機種を下記の5つの基準でチェックしてみた。

【基準1】除去性能…1mを約10秒で2往復させる中、シーツの下のベビーパウダーをどれだけ吸える?

【基準2】操作性…ふとんの上で動きはなめらか? 隅々までラクな姿勢で掛けやすい?

【基準3】ゴミ捨てやすさ…ゴミを捨てる際に再飛散しない?  ダストカップは開けやすい?

【基準4】清潔さ…掃除をし終えた後の接地面は? 次に使う時は清潔? 抗菌加工?

【基準5】収納性…付属品なども含め収納しやすい? 専用スタンドの有無は?

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レイコップ・ジャパン『レイコップ RS-300UV』(実勢価格=2万6600円)。照射して、たたいて、吸引するという「光クリーンメカニズム」で、ハウスダストやダニなどを除去。吸引性能だけでは達成できない、ふとんというデリケートな環境を、安心してきれいにできる必要な機能を兼備。ハウスダスト除去効率を3分で90%以上を実現(実環境シミュレーション:ITEA株式会社 東京環境アレルギー研究所およびレイコップ・ジャパン調べ/2013年9月)。ゴミを捨てるところまで「水中洗い方式」を推奨することでこだわりを持つ。

【基準1】8~9割を除去。3往復でほぼ除去できた。吸引性能はそこまで強くないものの、そのぶん繊細ではあるので、柔らかい掛け布団などを安心して掃除できるのが強みだ。(採点=★★★★☆)

【基準2】接地面はふとんの上でもなめらか。適度な重みで力を入れなくても吸引しやすい。別売りのロングハンドルを使えば、ラクな姿勢でベッドの隅々まで掛けられる。(採点=★★★★★)

【基準3】ゴミ捨て時にダストカップごと水洗いできる「水中洗い方式」を推奨。一度集塵したハウスダストは空気中に再飛散しない。ダストカップはいつでもキレイ。(採点=★★★★★)

【基準4】底の接地面は抗菌加工済みになっているので、掃除した後に菌などが繁殖することはない。別売り収納台などを使うことで、接地面を地面につけずに保管できる。(採点=★★★★☆)

【基準5】本体はやや大きく、横幅も広め。別売り収納台などを使わないと場所を取る。コードなどは巻き取って、付属の袋に入れることでスッキリ収められる。(採点=★★★★☆)

【総合評価】ふとんの上での操作性とゴミの捨てやすさは、全モデルの中で最も高評価。吸引力は強くないのもさまざまなふとんを掃除するための配慮か。収納台やロングハンドルが同梱されていたら、よりパーフェクトに。(総合得点=22点)

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LG Electronics『ふとんパンチクリーナーVH9201DSW』(実勢価格=3万980円)。操作性の良いコードレスタイプ。2つのパンチプレートで毎分約8000回ずつふとんをたたいて、ダニやハウスダストなどを浮かせて吸引。2つのHEPAフィルターを搭載するので、排気も清潔だ。人間工学に基づいた、使いやすくて疲れにくいデザインを採用しているのも特徴だ。

【基準1】3~4割ほどのベビーパウダーを除去。その後、何度か往復させるも全ては取りきれず。吸引力はやや弱めで、たたきの強さももう少し強いと嬉しいかも。(採点=★★★☆☆)

【基準2】背が高く、取手部分も上部にあり、重心が低めなので、ラクな姿勢でふとんの上を滑らせることができる。コードがなく、低面にローラーもあるので動かしやすい。(採点=★★★★☆)

【基準3】ダストカップは、すぐ上にあるボタンを押すだけで、ワンタッチで簡単に取り出せる。フィルター部分を外すだけで、開けるのも簡単だ。専用ブラシで掃除可能だ。(採点=★★★★☆)

【基準4】掃除が終わった後、充電台に収納するだけで、UV除菌機能で吸込口やふとんとの接地面を除菌することができる。掃除をする際は常に清潔な状態で始められる。(採点=★★★★★)

【基準5】付属の充電台に収納するだけで、高さはあるものの、そのぶんスペースを取らないので仕舞いやすい。ふとんに直接触れる吸込口もUV除菌されているのも安心だ。(採点=★★★★☆)

【総合評価】吸引力だけは今回紹介する全モデルの中で一番物足りないものの、コードレスや高めに設置された取手など、動かしやすさはかなり魅力的。静音性が高いので、寝る前にちょっと掃除する時など、気軽に使いやすい。(総合得点=20点)

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アイリスオーヤマ『コードレスふとんクリーナーKIC-FDC1-WP』(実勢価格=2万7800円)。毎分約6000回の強力振動とUV照射を組み合わせ、可動式のノズルで一気に吸い込むことで、多くの菌やハウスダストなどを除去する。目に見えないハウスダストの除去具合は、ノズルの先端部分に配置されたセンサーランプで知らせてくれる。コードレスで自立できるのも収納時に便利だ。

【基準1】6~7割ほどのベビーパウダーを除去。その後、何度か往復させるも少し白残りしていた。吸引力はやや弱めながらも、吸込み口の幅は広いのは魅力。(採点=★★★★☆)

【基準2】可動式のノズルにより自分がラクな体勢で掃除しやすい。操作性が軽く、センサーの色が3段階で変化するのも分かりすく、ゴミが除去できた安心感も得やすい。(採点=★★★★☆)

【基準3】ダストカップは大きめで間口はかなり広いものの、ゴミ捨て時に少しだけ飛散するのが気になった。ヘッドに絡んだ糸くずなどはピンセットなどで除去する。(採点=★★★☆☆)

【基準4】フィルターやダストカップは、丸々水洗いできるので、溜まった微細なホコリや菌、ハウスダストなどをきれいにし、常に清潔さを維持できるので安心だ。(採点=★★★★☆)

【基準5】自立したまま置くことができるので、収納はしやすいものの、ふとんとの接地面が棚や床などについたままになるので、気になる人はかごなどを用意しよう。(採点=★★★★☆)

【総合評価】UV照射やダストカップを水洗いできるなど、清潔さに気を使っているので、吸込口が広いぶん、吸引力がもう少し高まればより使えるかも。ノズルが3段階に可動するので、自分がラクな体勢で長時間掃除しやすい。(総合得点=19点)

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パナソニック『ふとん掃除機 MC-DF100C』(実勢価格=2万円)。電気掃除機ならではの形状は掃除がしやすく、「W回転ローラー」はふとんの吸い付きを軽減しながらも、ブラシで繊維奥のダニなどはしっかりキャッチできる構造。約70μmのダニや微細なホコリまでも検知する赤外線センサーを搭載し、目に見えないチリの有無をランプで認識できるので、取り残しを防げる。掃除した後に大きな安心感を得られる。

【基準1】8割ほど除去した後、さらに1往復でほぼ取り去った。「W回転ローラー」を搭載した幅が広いノズルは吸引力以上に1ストロークでゴミを除去できる印象。(採点=★★★★★)

【基準2】掃除機と同形状のノズルが本体から伸びているので、ベッドの隅々までラクな姿勢で掃除しやすい。ノズルの滑りもよく、短い時間で多くのゴミが取れるのもうれしい。(採点=★★★★★)

【基準3】ダストカップが大きく、たくさんのゴミを集塵できるものの、間口が広すぎるため、再飛散するところはやや気になる。フィルターについたゴミは取りやすい。(採点=★★★★☆)

【基準4】ふとんとの接地面はノズル表面だけであり、なおかつ置いた時に宙に浮いたままどこにも触れないので清潔。フィルターやダストボックスは丸々水洗いができるのも便利だ。(採点=★★★★☆)

【基準5】収納棚の形状により縦置き横置きが選べるものの、本体はやや大きめな印象。ノズル部分がはずれるものの、動きを制限しないほどのコードの長さは気になるか。(採点=★★★☆☆)

【総合評価】「W回転ローラー」と幅が広い吸込口、高めの吸引力の合わせ技が好印象。ゴミがなくなるとセンサーランプが消灯するので、キレイになったと実感できる。ヘッドの横幅もあり、ベッドの隅々まで、短時間で掃除し続けられる。(総合得点=21点)

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アトケア『アトケアEP1000ULTRA SONIC』(実勢価格=3万2184円)。毎分3500回以上の回転ブラシが繊維の奥に潜むダニやハウスダストなどをかきだす。UV照射と強力モーターによる高い吸引力で、アレル物質や細菌などを強力除去。サブホースを搭載しているので別用途でも使える。予備としてHEPAフィルターが1つ付属。

【基準1】9割くらいを除去。さらに1往復すると完全に取り去った。吸引力は今回紹介する全モデルの中でもトップクラス。より吸込口が広ければパーフェクト。(採点=★★★★★)

【基準2】本体の高さがやや低く、長さもないため、ベッドの隅々まで掃除するには、自分もふとんの上に乗っかる必要があるなど、掃除する体勢が少しツラいかも。(採点=★★★☆☆)

【基準3】ゴミ捨ては後方の大きめなダストカップを取り外すだけ。ワンタッチで蓋が開くのでゴミに触れないでもOK。ただ、空中に再飛散しやすいのは否めないか。(採点=★★★★☆)

【基準4】HEPAフィルターを内蔵し、排気はキレイ。専用ブラシが搭載され、フィルターに残ったホコリも簡単に取り除ける。汚れが気になる時は水洗いも可能だ。(採点=★★★★☆)

【基準5】まとまり感のある本体ながら、サイズはやや大きい。搭載するサブホースは短いため収納はしやすい。吸込口が床につくのがイヤな場合、かごなどに入れよう。(採点=★★★★☆)

【総合評価】吸引力の高さによる集塵性能の高さはかなり頼りになる。付属のサブホースでベッドのフレーム上などに溜まったホコリなども一緒に取れる。例えば、付属の延長ハンドルなどを用意して、より操作性を高めてくれたらうれしいかも。(総合得点=20点)

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ダイソン『DC61 モーターヘッド』(実勢価格=3万2810円)。サイクロン機構で高い吸引力が持続。ミニモーターヘッドを使うことでダニやハウスダストなどを根こそぎ除去する。トリガー式のスイッチは離せばすぐに電源が切れるので、ムダな電力を抑制できるところも◎。連続運転時間は約20分。コードレスタイプで軽量なので取り回しが良い。

【基準1】2往復でほぼ全ての痕跡すら消すほど。吸引力の高さは全モデルの中で圧倒的にNo.1だ。ノズル幅がやや狭いのでストローク数は必然的に多くなる。(採点=★★★★★)

【基準2】コンパクトなボディで取り回しは良いが、ベッドの上に乗らないと隅々まで掃除できない。トリガー式は省エネだがやや指に負担を感じる人も!?(採点=★★★★☆)

【基準3】ダストカップを外すことなく、本体をそのままゴミ箱の上に持って行き、ワンタッチで下部の蓋が開くのは便利。ただ、勢いよくゴミが落ち再飛散する。(採点=★★★☆☆)

【基準4】ノズルなどは置いておいても直に床などに触れることがないので、そのぶん清潔ではあるが、抗菌仕様などではない。クリア瓶はこまめに水洗いなどをすることで清潔さをキープしたい。(採点=★★★☆☆)

【基準5】本体のみであれば、コンパクトで非常に収納性も高い。棚などの見える位置に置いてもデザイン的にクールなのでOK。付属のノズルなども複数あるので、別途箱などに入れて収納したい。(採点=★★★★☆)

【総合評価】吸引力の強さはピカイチでダニやハウスダストを全て吸い取るが、羽毛布団などを吸引する際にはやさしくやりたいところ。ゴミを捨てる時に、どうやっても飛散してしまうので、ビニール袋の中で開けるのがおすすめ。(総合得点=19点)

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シロカクロスライン『2WAY ハンディ&布団クリーナーstingray SVC-350A』(実勢価格=1万2830円)。ふとん掃除から普段のハンディ使いまで1台2役。ふとん掃除をする時はUVランプ照射とたたき機能で布団に潜むハウスダストを除菌しながら吸引する。ワンタッチでハンディクリーナーに早変わり。細かなものがあるデスク周りや、ソファーの隙間なども掃除ができるのもマルチで便利だ。

【基準1】9割ほど除去でき、もう1往復するとほぼ痕跡を残さず。吸引力の強さは専用機に負けないトップクラス。底面横いっぱいに広がる溝もゴミを集塵できる。(採点=★★★★★)

【基準2】その名の通りエイのような形で、ふとんの表面を滑るように動かせるが、背が低い分、隅々までやろうとすると体勢が辛く、ベッドに上らないと難しい。(採点=★★★★☆)

【基準3】集塵したホコリやハウスダストを捨てる際に、ダストカップの間口が広いため、どうしても再飛散は免れないか。ダストカップハンディにしてからワンタッチ。(採点=★★★☆☆)

【基準4】ダストカップなどは水洗いでき、ハンディクリーナーとふとん掃除機は直接吸引するパーツが別々なので、ふとんに他のゴミなどがつくことはないはず。(採点=★★★★☆)

【基準5】本体は長さがあり、ふとん掃除機となる吸引パーツは横幅もあるので、収納スペースは意外と必要。ふとんの設置面が汚れないうように、専用箱を用意したい。(採点=★★★★☆)

【総合評価】吸引力の強さはふとん掃除機でトップクラス。滑りはいいものの、広範囲を掃除するためには低い体勢になる必要があり、長時間は辛い。ハンディクリーナーにもなるのは便利。ゴミを捨てる時は飛散しやすいので注意。(総合得点=20点)