デジタルユニットで超進化した「スロットカー」がおもしろい!!

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コースに刻まれた“溝=スロット”に沿って走行し、手にしたコントローラーでアクセルとブレーキを制御。2本のレールに流れる12V直流をパワーソースに、アクセルコントロールを駆使して順位やラップタイムを競い合う。システムは単純だが、そのスピード感とスケールムード抜群のスロットカーがデジタル技術を駆使し、バージョンアップされた。
日本屈指の総合ホビーメーカーである京商とタッグを組んだ、ドイツの老舗「カレラ」が放つ新作は、今までのスロットカーに“デジタル制御”という新たな試みに加えて、走行を盛り上げる拡張ユニットというデバイスを生み出した。

独自のコントロールユニットとスタートシグナル、ポジションタワーといったユニットをリンクさせることで、よりリアルな演出効果をプラス。本物のサーキットをリビングに移設したかのような、刺激的な要素を付加したのだ。さらに車両には、ライト点灯のギミックが搭載され、実車レースさながらの臨場感までが味わえる。

スロットカーは、日本では1960年代に第1次ブームが巻き起こり、80年代と90年代にも人気が復活した奥深く、息の長いホビーである。その変わらない醍醐味に、デジタル制御という新たな試みを加えたカレラの新生モデル。往年のファンはもちろん、初心者までを引き付ける要素は十分。マックスな熱中レベルで、ブーム再燃の火付け役となりそうな注目のアイテムだ。

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京商『カレラ デジタル132GTフォースセット』(価格=3万8880円)。1963年からスロットカーを手がける、ドイツの老舗メーカーが放つ1/32スケールの本格セット。最大6台の同時走行を可能にしたコースと車両×2、コントローラー×2ほかを同梱する。

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すべてのギミックを制御する心臓部となる電源装置。コントローラーを始め、各ユニットを接続するコネクタ、スイッチ類を装備。

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専用コントローラーは、従来の加減速用スロットルレバーのほか、ライト点灯やレーンチェンジを行なうためのボタンが付く。

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デジタル化によって、ライトが点灯する新たな機能が加わった。レース車両をモチーフにしたボディはコクピットまでを忠実に再現。

●本気レースのデータを記録するラップカウンター

周回数のカウントからラップタイムの計測までを記録。1台ごとに走行データがセーブされ、レース後の順位や最高タイムまでが確認できる。タイムレース、ラップレースの設定をコントロールするコースマネージャーとして役割も果たす。

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京商『カレラ ラップカウンター』(価格=9180円)。大型の液晶画面が採用され、走行データが瞬時に把握できる。本体の3つのボタンで、スロットカーの切り替えといった表示変更を行なう。

●ライバルとの差が把握できるポジションシステム

走行中の順位に加えて、残りの周回数といった情報を表示。スタート&フィニッシュラインを通過すると、コントロールユニットと同期して車両からの信号を感知する新デバイスだ。

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京商 『カレラ ポジションタワー』(価格=9180円)。存在感あふれる約25cmのタワー型ユニットで、サーキットの雰囲気はグッと高まる。コースに付く専用端子で接続するだけでセットは完了。

●レース気分をグッと盛り上げるスタートシグナル

コントロールユニットのスタート操作にリンクしてランプが点灯。“ピッ”という甲高いサウンドともに、上下に並ぶライトが順番に点灯して、リアルなスタートシーンを演出してくれる。

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京商 『カレラ スタートライト』(価格=7344円)。コース上にアーチを築く、インパクト十分の拡張ユニット。天面に付く“Carrera”のロゴには電飾が備わり、照明を落としつつナイトレースというムードあふれる設定も構築できる。

●マシンの状態が確認できるディスプレイユニット

デジタル化で設定が可能になった給油モードの残量、ピットインの回数といった車両データを表示。通常モードではスロットルに反応して、クルマの操作状況を示すタコメーターの役割を担う。

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京商 『カレラ ドライバーズディスプレイ』(価格=6264円)。コースに設けたコネクタに接続するだけで車両情報をキャッチ。走行をよりリアルにする、新生スロットカーならではの装置だ。