音のプロが認めた予算5万円からの“極上”ハイレゾスタートセット

話題のハイレゾ。CDや圧縮音源よりも情報量が3~6.5倍多いと言うが、その高音質を聴くのに音源も機器もなかなか値段が張り、手が出しにくい。
そんなイメージを持っていないだろうか?

実際に音源はCDよりも値段が張るし、オーディオ機器も高級モデルが多いことは確かだが、最近ではハイレゾ普及を推進するメーカーも増え、そこまで値段を掛けずにハイレゾを楽しめる機器が揃いつつある状況だ。

特にソニーは「ウォークマン」を始め、より身近なハイレゾ対応機器をリリースし続けている。
その中でも、市場でトップクラスのハイコスパを誇る製品群がこちら。
news20150325_1
(プレイヤー)
ソニー
ウォークマン Aシリーズ
実勢価格:2万6180円/3万6180円(A16/A17)

(ヘッドホン)
ソニー
MDR-1A
実勢価格:2万9970円

その音についてオーディオライター・野村_ケンジ氏に聞いてみた。

「上位機も存在するため音質で不安を持つ人もいるかもしれないが、この2製品の組み合わせは『Aシリーズ』の持つ緻密なサウンドの再現性と、『MDR-1A』の持つ臨場感を見事に両立している。スネアやハイハットなどのリズムセクションがキレの鋭いリズムを生み出し、また各楽器パートの立ち位置が立体的に分かれて音場の空気感を描き出すなどハイレゾらしい魅力を十分に引き出す特性です」

これだけの評価を裏付ける高音質設計が、この2機種には施されている。

【ウォークマン Aシリーズの音質ポイント】

S-Master HX

news20150325_2
▲同社のハイエンドモデル『ウォークマン NW-ZX2』にも搭載されている、フルデジタルアンプ「S-Master HX」。小音量から大音量までディテールを維持した高音質を実現する。低音のエネルギー感やスピード感とともに、繊細な空気感まで再現する。

【MDR-1Aの音質ポイント】

100kHz再生を実現する40mmドライバーユニット
news20150325_3
▲40mmドライバーユニットに、低域再現性を高めつつ可聴帯域をはるかに超える100kHzまでの高域再生が可能なHD振動板形状を採用。軽量CCAWボイスコイルを用いたことで高域でのリニアリティの高いレスポンスを実現している。

ちなみに「100kHz再生」は、同社フラッグシップヘッドホン『MDR-Z7』でも実現された特性。どんな音かと言うと、広帯域での再生力が格段に上がるため、驚きの音場の広さを体感することができる。かつ各帯域の再現性も向上するため、低域なら密度とキレ、高域なら精細さと見晴らしの良さなど、情報量の多さによる面が高まった音質を得られる。

確かなソニーの音響技術があるからこそ、プロが認めるほどの高音質を実現できるのだ。

しかも、ウォークマンは『NW-A16』の場合に限るが、ハイエンドクラスと同じフルデジタルアンプを積んで2万6180円、フラッグシップ同等の100kHz再生を実現したヘッドホンが2万9970円
個々のコスパの高さはもちろん、ハイレゾを再生できる最低限のシステムとして考えても、プロが認めるほどの高音質を備えて合計で5万5000円弱。むしろ5万円以上の高級プレイヤーが揃うハイレゾ対応プレイヤージャンルでは、飛び抜けてハイコスパと言えるシステムだろう。

もちろん使い勝手にも優れる。一番のポイントは携帯性だ。

news20150325_4
▲「Aシリーズ」はもちろん、『MDR-1A』に関してもサイズ的に不便を感じない。ショルダーポーチ程度の収納でも問題なく持ち運べるし、『MDR-1A』はスイーベル方式を採用しているため、ポーチに入れる際にもスムーズに収納できる。

news20150325_5
▲その携帯性の上に、「Aシリーズ」は大量のハイレゾ音源を持ち運べるmicroSDカードに対応。例えば、32GBの『NW-A16』に128GBのmicroSDカードを足せば、合計160GBもの大容量を持ち運びできるのだ。

この2つならハイレゾスタートには十分以上のメリットが得られる。

また、ポータブルでのハイレゾ環境が揃っていて、これからはより高品位なハイレゾ体験ができる自宅でのハイレゾ環境整備をしたいという「ホームハイレゾ入門」に対してもソニーはハイコスパな製品を出しているので、最後に紹介したい。

news20150325_6
ソニー
USB DAC アンプ UDA-1
スピーカーシステム SS-HA3
実勢価格:4万4000円(UDA-1)3万9910円(SS-HA3)

PCに接続してハイレゾを楽しめる「PCオーディオ」のスタートセット
高級アンプで使われる、高精度DACを搭載したUSB DACアンプ『UDA-1』。最適な音質チューニングの電源ブロックコンデンサーなど細部設計を詰めている。『SS-HA3』は剛性の高いアルミニウムキャビネットを採用したスピーカー。

news20150325_7
ソニー
マルチオーディオプレイヤーシステム MAP-S1
スピーカーシステム SS-HW1
実勢価格:6万3600円(MAP-S1)3万9910円(SS-HW1)

リビングなどより広い空間で、ハイレゾを楽しめる「リビングオーディオ」のスタートセット
ハイレゾ音源の他、「ウォークマン」やスマホ、CD、ラジオなどマルチな再生が可能なオーディオプレイヤーシステム『MAP-S1』。ウッドボディが特長的な『SS-HW1』は、引き締まった低音を再生するMRC振動板ウーファーを搭載。

まだハイレゾに対して高いハードルを感じている人は多いかもしれないが、実際にはポータブルはもちろん、自宅環境でも従来のオーディオ機器と同等の価格でハイレゾを聴ける状況になっているのだ。これらのスタートセットはどれも高品位なハイレゾ体験を得られるので、聴きたい環境や予算を検討の上でぜひ手に入れてほしい。

文/野村ケンジ、油納将志、編集部 撮影/松浦文生

(提供:ソニー)