空気清浄機能を搭載した新型扇風機からダイソンの“本気度”を見た

これまで空気をきれいにする家電と言えば、空気清浄機が主流であった。空気清浄機能付きのエアコンなども存在はするものの、どちらかと言えば、サブ的と捉えられていた。

だが、このダイソンの『PureCool』は違う。これまでのサブ的な機能を扇風機に搭載したのではなく、本家“空清”を圧倒するほど威力を発揮。その証拠に、話題の大気汚染物質PM2.5の25分の1の大きさ、PM0.1レベルの粒子を99.95%も除去できる認証を獲得しているのだ。

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それを実現するために、6m超のフィルターを245回も折り込んだ360度グラスHEPAフィルターを採用。さらに扇風機やサーキュレーターとしての強力な風を実現しながら、空気の流入速度をあえて遅くすることで、より数多くのPM0.1レベルの粒子をフィルターに付着させる細かな工夫を施す。

フィルター交換は1年に一回でパフォーマンスを維持できるストレスフリーな使い勝手にも注目したい。

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●PM0.1とは?
PM0.1とは粒径が100nm(ナノメートル:0.1μm )以下の超微小粒子状物質の総称。話題のPM2.5の1/25のサイズ。一般的なサイズの粒子でもアレルギー反応や炎症の原因となり得るものの、超微小粒子状物質はさらに深刻。一度、呼吸で体内に取り込んでしまうと、肺胞に沈着する割合が非常に高く、なかなか体外へ排出されないだけでなく、肺から血流中に入ってしまい、全身を巡ってしまうことから、短期的・長期的に深刻な疾患の一因となるおそれが大きい。ダイソンの『Pure Cool』は360°HEPAフィルターによりPM0.1レベルの粒子をほぼ完全に除去できるが、一般的な空気清浄機の多くはこれらを捕らえきれない。

ダイソン『Pure Cool』(予想実勢価格=6万9984円/4月28日発売予定)。360°グラスHEPAフィルターを搭載することで、空気清浄機能を搭載した羽根のない扇風機。パワフルなエアマルチプライヤーテクノロジーと、エネルギ効率の良いブラシレスモーターを採用し、純度99.95%の風を部屋中に送り届ける。風量調整は10段階。

文/滝田勝紀 撮影/星武志(estrellas)

※『デジモノステーション』2015年5月号より