風の力でゴミをかき出す、新機能を搭載したロボット掃除機の実力とは

ブラシが届きにくい部屋の隅にこそ溜まりがちなゴミやチリ。これらを全てブラシで取り去ろうとしても、どうしても限界があるというのが現実だった。これは全てのロボット掃除機が抱えている課題のひとつとも言われている。

それを解決するために、シャープがロボット掃除機で初めて提案した方法が、風の力でゴミを吹き飛ばすというやり方。本体を左右に振りながら、風をサイドの吹き出し口から送り出すことで、壁際のゴミはもちろん、微細なチリや砂まで、全てを本体がこれから向かうであろう進行方向側へと移動させることができる。

これにより、あとは本体がその溜まったゴミなどの真上を通るとともに、センターブラシで一気に掻き込むことができるので、従来モデルと比較して、隅のゴミを約2.6倍除去できるようになったという。

おしゃべりする「ココロエンジン」同様、シャープがロボット掃除機に、新たな技術革新を巻き起こすだろう。

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●新テクノロジー1 「エアーすみブラシ」と「首ふり走行」の組み合わせ
サイドブラシが届かない部屋のコーナーなどに溜まりがちなゴミやチリ。それらを本体に内蔵されたモーターにより巻き起こすパワフルな風「エアーすみブラシ」と、本体を左右に振る「首ふり走行」で進行方向前へと飛ばし、一気に集塵する。

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●新テクノロジー2 「縦横無じんシステム」を搭載
スタートしたらまずは広いスペースがあるところは、縦方向、そして横方向に効率的に掃除をしていく。途中、物が多かったり、複雑な動きが必要な入り組んだ場所などはランダム走行に切り替わり、状況に応じた走行パターンを洗濯する。

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シャープ『COCOROBO RX-V95A』(予想実勢価格=9万7200円/4月23日発売予定)。直径約310mm、高さが約90mmとコンパクトかつ薄型で、日本の狭くて物が比較的多い空間を得意とするロボット掃除機。バッテリーも自分で交換でき、ダストボックスやフィルターも水洗い可能とメンテナンスが楽。おしゃべりのバリエーションも多彩に。

文/滝田勝紀

※『デジモノステーション』2015年5月号より