ランニング系ウエアラブルデバイス、目的別でおすすめを紹介

日本のランナー人口は現在2000万人前後と言われている。2月22日に行われた東京マラソンも今年で9回目を迎え、抽選倍率も10倍前後と出場するのも困難な状況だ。

そんな空前のランニングブームを陰で支えるのがウエアラブルデバイス、とりわけ、ランナー用に特化したランニング系の端末だ。これらはタイムや心拍数を計ったり、GPSを使って走った位置を記録したり、それらのデータをスマホなどと連携し、蓄積、継続することで、どれだけ自分のタイムが縮まったかなど、成長の過程を理解するために非常に重要なものだ。

ただ、最先端のランニング系のウエアラブルデバイスはさらにスゴイおもてなし機能が備わっている。その象徴的な製品がソニーの『Smart B-Trainer』だろう。

フルマラソンを目指すにしろ、ダイエット目的で走るにしろ、目標を掲げてトレーニングを開始するのは重要だ。そこでデバイス自らがランナーのスピードや心拍数などを判断し、予め本体に収録しておいた曲の中から、例えば早く走らせたい時にはテンポの早い楽曲を、スローダウンさせたい場合には遅い楽曲を再生、音楽でトレーニングをサポートしてくれる。

さらに、有料のプレミアムサービスに加入すれば、数々の名ランナーを育てることで有名な金哲彦氏のマラソントレーニングプログラムを受けられるところも注目だ。

春だからこそ、最先端のランニング系ウエアラブルデバイスとともに、あなたも走り始めてみてはいかが?無理のない目標を掲げることで、新生活が充実したものになること間違いなしです。

news20150422_001
●走りに合わせた音楽を聴きながらランニングしたい
ソニー『スマートスポーツギア Smart B-Trainer SSE-BTR1』 実勢価格=2万8620円)。 心拍数や消費カロリーなど、さまざまなランニングログの記録と、効 果的なトレーニングをサポートする音楽再生を1台で実現。IPX5/8の 防水対応により、汗や突然の雨なども気にすることなく使える。

【ランニングインプレ】
小さな筐体にあらゆる機能を搭載し、心拍トレーニングを行なえるのは便利。ランニング時の操作もシンプル。耳で心拍数を測るので、正しい位置にしっかりと装着することが不可欠です。
news20150422_a

news20150422_002

●心拍数を正確に計測してランニング
エプソン『リスタブルGPS SF-810B/V』(実勢価格=3万7500円)。距離・ペース・ラップタイム表示はもちろん、停止時には計測停止するオートポーズ機能も使える。目標ペース機能や消費カロリー表示など、サポート機能が充実。

【ランニングインプレ】
手首部分で心拍数を正確に計測できるのが手軽。1kmごとのラップタイムを音声だけでなくバイブレーションでも教えてくれるのも実用的。脈拍計測をオンにしても電池が20時間持続時間が◎。

news20150422_b

news20150422_003

●リアルタイム音声のコーチングを受けながら
アディダス『micoach smart run』(実勢価格=4万8600円)。スポーツメーカー製ならではのリアルタイム音声コーチングが使え、音楽を収録すれば、ランニング中にいつもの音楽を楽しめる。すべてのデータはSmart Run内に蓄積する。

【ランニングインプレ】
カラー液晶を使用しているので、心拍数ゾーンの変化が一目で分かる。あらゆるユーザーのタイプやレベルに対応したトレーニングプログラムが提供できるなど、アプリの充実ぶりが◎。

news20150422_c

news20150422_004

●よりハードなアクティビティにも対応
ガーミン『ForeAthlete 920XTJ』(実勢価格=4万9464円)。マルチスポーツ対応でウルトラマラソンやトライアスロンにも使用可能。自身のランニングフォームのモニタリングと改善ができる。ディスプレイがカラーで見やすい。

【ランニングインプレ】
連続使用可能時間が長く、ウルトラマラソンに参加するランナーにも最適。上下動、ピッチ、地面接地時間といったデータも収集できて、ランナーの走力向上に大きく貢献。中級者以上向けです。

news20150422_d

news20150422_005

●アクティビティトラッカーにも使える
Fitbit『Fitbit Charge HR』(実勢価格=2万195円)。アクティビティトラッカーとして使えるリストバンドタイプながら、アクティブなランニングにも対応。日常生活から着けっぱなしで使え、睡眠までも分析できる。

【ランニングインプレ】
歩数、心拍数がワンタッチで確認できるのが便利。正確な心拍数測定には計測部分をピッタリとフィットさせる必要があり。腕時計タイプと比べると軽量。睡眠状態の管理もできるのは面白い。

news20150422_e

【ランニングインプレはこの人】

news20150422_006
フリーライター ランナーズパルス編集長 南井正弘
スポーツシューズブランドのプロダクト担当後ライターに転身。ベストタイムはフルマラソンが3時間56分09秒、ハーフマラソンが1時間38分55秒。

文/滝田勝紀 撮影/下城英悟(GREEN HOUSE)

※『デジモノステーション』2015年5月号より