Firefox OSがテレビに入ったらこうなった。4Kビエラ『CX800』の新UIがすごい理由

春の4Kテレビ新製品ラッシュが始まりました。

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20万円~30万円台の買いやすい4Kモデルを取り揃えるシャープ。

【プレスリリース】有機ELテレビを日本で初めて発売 55インチの『LG OLED TV(エルジー・オーレッド・テレビ)』「55EG9600」|LGエレクトロニクス・ジャパン
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4K対応 ビエラ CX800シリーズ 6機種を発売 | プレスリリース | Panasonic Newsroom Japan
そしてパナソニックからは「JAPAN PREMIUM」を標榜する、全方位強化型の4Kテレビが出てきました。

今回はこの「ビエラ CX800」シリーズにいち早く触れることができたので、デジモノステーション的に要注目の「新しいUI」を中心にちょっとレビューしてみたいと思います。

どうしてこのシリーズの新UIが注目なのかというと、国内のテレビとして初めて「Firefox OS」が搭載されたから。
テレビにスマートフォンのようなOSが入ることは珍しくなくなってきましたが、パナソニックの「ビエラ」に「Firefox OS」が入るとどんなことが起きるのか?
操作感覚から何から、全く変わってしまうのか? 気になりますよね。

新モデル「CX800」シリーズでは、リモコンの「ホーム」を押した時の画面が大きなアイコンスタイルになりました。

<「CX800」シリーズのホーム画面>
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<参考:従来モデルのホーム画面>
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従来モデルもなかなかスマートな感じでしたが、新しいホーム画面はそれとは一線を画する感じです。
最近はアプリのインストールなんかもできるようになって、機能が入り組んできたテレビの機能を整理し、よく使われる機能を抜粋してトップメニューにまとめています。

「CX800」のホームメニューを見ると、使う機能をあえて限定的にした“かんたんスマホ”的なものが思い浮かびます。
実際にそういう側面もあるのですが、使い込んでいくと違った側面に気付かされます。大事なポイントはそこです。

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ホームの「アプリ一覧」では、ビエラの各種機能が「アプリ」としてまとめられています。
今秋スタートが予告されているビデオ配信サービス「Netflix」も、既にアイコンが一等地にスタンバイ中。

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Webブラウザも載っていて、こちらも当然ながら「Firefox」に変わっています。

ポイントはここから!
テレビを見たり、各種機能を使っている時に、新しいリモコンの「★」ボタンを押してみます。

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「Pin to HOME」と表示されるので、これを選んで決定。

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NHK総合テレビを見ている時にこの操作をすると、ホームメニューにチャンネルそのものが追加されました。

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隣に「Hulu」も追加してみたり。

こういう感じで、機能やチャンネルを増やしたり、並べ替えたり、ホームメニューは自由にカスタムしていくことができるんです。
テレビの放送のチャンネルと、ネット配信サービスを同列で扱えることには結構インパクトがあって、「あ、これならテレビの選局をする感覚でHulu見ちゃうかも、YouTube見ちゃうかも」と思います。完全に溶け合っちゃってます。

ちなみにこの「CX800」シリーズ、この新しいホームメニューまわり以外の使い勝手は従来の「ビエラ」を踏襲。(番組表、録画、設定変更の画面などは従来機とほぼ同じ)
「全てが変わってしまった新しい何か」にはなっていなくて、テレビとして親しみやすくもあるのがすばらしいところですね。
リモコンも、タッチパッド式の小型タイプとともに、従来タイプのものも付いてます。

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Android搭載テレビの国内デビューも噂されるところですが、パナソニックのFirefox OS搭載テレビはひとまず「アリ」だと思いました。
今度はさらにレスポンスがサクサクになっていったら……と感じたりもしますが、その感触もいよいよ「スマホっぽい」ですよね。

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パナソニック
ビエラ CX800シリーズ
5月下旬発売予定
【スラントデザインモデル】
実勢価格:47万5000円(60V型)/39万9000円(55V型)/34万5000円(49V型)
【フラットデザインモデル】
実勢価格:46万4000円(60V型)/38万9000円(55V型)/33万5000円(49V型)

※掲載のテレビ画面は発売前のサンプルを使用したもので、実際の製品とは仕様が一部異なる場合があります。