格安SIMと合わせて使いたいSIMロックフリースマホの本命教えます!

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格安SIMの盛り上がりに比例して、MVNOが販売するスマホも着実に機種数が増えた。これまでは、“安かろう悪かろう”なモデルが多数を占める印象が強かったが、最近では、端末代は割安ながらも機能やデザインにこだわったモデルが数多く登場している。今回はMVNOが販売するモデルを価格帯別に分類。端末代が5万円以上の機種を「ハイエンド」、3万円前後の機種を「エントリー」と位置付けた。

「ハイエンド」は、キャリアモデルに匹敵するほどの機能を備えたモデルが目立つ。イオンスマホとして発売される『Xperia J1 Compact』は、防水・防塵に対応するほか、おサイフケータイも利用できる。一世代前のスペックだが、普段使いに支障は全く無い。ファーウェイの『Ascend Mate7』は、オクタコアのCPUや指紋認証センサーなど、最新のスペック、機能を備えながらも、端末代は5万円台という驚きの価格を実現した。

スマホにかかるコストをとにかく抑えたいという人に適した「エントリー」モデルもASUSの『ZenFone 5』を筆頭に、コスパの良いモデルが揃う。この価格帯の機種は、スマホ初心者を想定した機能を備えているのもポイントだ。機能にはこだわらず、シンプルな仕様のスマホを求める人に適している。

■予算5万円以上で選ぶハイエンドモデル
最近は機能を絞った格安モデルだけでなく、ハイエンドモデルも充実してきた。端末代は抑えながらも機能性に妥協したくない人に最適だ。

●おすすめハイエンド01
ソニーモバイルコミュニケーションズ
Xperia J1 Compact
実勢価格:5万9184円(一括)

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▲4.3型HDディスプレイを搭載する小型「Xperia」。日本語入力システムには「POBox Plus」を採用し、快適な文字入力が可能。So-netの格安SIMとセットで販売される。

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▲MVNOが販売するスマホとしては珍しくFeliCa対応。電子マネーなどを利用できる。

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▲「Xperia」シリーズの代名詞と言える2070万画素CMOSの高画素カメラを搭載する。

ここがPoint!
防水&防塵に対応する機種は増加してきたが、それに加えて「FeliCa」をサポートする機種はまだ少ない。おサイフケータイが欠かせない人にとっては数少ない選択肢だ。

【SPEC】
OS:Android 4.4 CPU:クアッドコア 2.2GHz カメラ画素数:2070万画素 バッテリー:2300mAh 連続待受時間:約450時間(LTE) 連続通話時間:約580分(3G) ディスプレイ:4.3型HD RAM:2GB ROM:16GB 防水:IPX5/8 防塵:IP5X サイズ:W65×H128×D9.7mm 重量:約138g

●おすすめハイエンド02
ファーウェイ
Ascend Mate7
実勢価格:5万3784円(一括)

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▲キズや衝撃に強い「Gorilla Glass 3」で覆われた6.0型フルHDディスプレイを搭載。オクタコアCPUや指紋認証センサー、1300万画素の高画素カメラなど、キャリアモデルに劣らない機能性を備える。

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▲カメラレンズの下に指紋認証センサーを搭載。指で触れることで、スマートにロック解除できる。

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▲6.0型のディスプレイはWeb閲覧や動画視聴、電子書籍を読むといった用途に適したサイズだ。

ここがPoint!
MVNOが販売するスマホのなかではトップクラスの性能。6.0型の“ファブレット”タイプのモバイル機器を割安に使いたい場合に最適だ。

【SPEC】
OS:Android 4.4 CPU:オクタコア 1.8GHz/1.3GHz カメラ画素数:1300万画素 バッテリー:4100mAh 連続待受時間:非公表 連続通話時間:非公表 ディスプレイ:6.0型フルHD RAM:2GB ROM:16GB 防水:非対応 防塵:非対応 サイズ:W81×H157×D7.9mm 重量:約185g

●おすすめハイエンド03
日本通信/VAIO
VAIO Phone VA-10J
実勢価格:5万1840円(一括)

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▲日本通信とVAIOが協業で開発。表面と背面はガラス素材で光沢感がある仕上がりに、側面は非光沢のマットな質感になっている。カラバリはブラックのみ。ビジネスユースに適したシンプルなデザインだ。

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▲ボディ背面のレンズ下には大きめに「VAIO」のロゴを配置。ファンにはたまらない演出だ。

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▲OSには最新Android 5.0を採用。本機独自のUIやメニューなどはなく、素のAndroidに近い。

ここがPoint!
VAIOならではのデザインに注目が集まるが、ソフト面はほぼ“素のAndroid”といった印象。メーカー独自仕様がないシンプルな機種を好む人に最適だ。

【SPEC】
OS:Android 5.0 CPU:クアッドコア 1.2GHz カメラ画素数:1300万画素 バッテリー:2500mAh 連続待受時間:約500時間 連続通話時間:約800分 ディスプレイ:5.0型HD RAM:2GB ROM:16GB 防水:非対応 防塵:非対応 サイズ:W71.3×H141.5×D7.95mm 重量:約130g

■予算3万円前後で選ぶエントリーモデル
標準的な仕様で割安なモデルが揃うカテゴリー。端末代を抑えて、格安SIMで徹底的にコストを抑えたいなら、このクラスのモデルが最適だ。

●おすすめエントリー01
ASUS
ZenFone 5
実勢価格:3万2184円(32GB、一括)

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▲割安ながらも十分な性能を備えたモデルとして話題を集めた“格安スマホ”の代表的存在。キズや割れに強い「Gorilla Glass 3」で表面を覆った5.0型のHDディスプレイを搭載する。シンプルな仕様で分かりやすい「Zen UI」を採用し、スマホ初心者にも配慮した。

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▲800万画素カメラは低照度の場所でも明るく撮れる「ローライトモード」などをサポートする。

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▲日本語入力システムには、「ATOK」を採用。変換制度が高く、快適に文字を入力可能。

ここがPoint!
ハイエンドモデルと比べると、ややスペックは見劣りするが、ストレス無く操作できる。コストパフォーマンスの良さは今季のモデルのなかで随一だ。

【SPEC】
OS:Android 4.4 CPU:クアッドコア 1.2GHz カメラ画素数:800万画素 バッテリー:2110mAh 連続待受時間:約395時間(3G) 連続通話時間:約1230分(3G) ディスプレイ:5.0型HD RAM:2GB ROM:8/16/32GB 防水:非対応 防塵:非対応 サイズ:W72.8×H148.2×D10.34mm 重量:約145g

●おすすめエントリー02
富士通
ARROWS M01
実勢価格:3万9657円(一括)

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▲色再現性に優れた4.5型の有機ELディスプレイを搭載。日差しの強い屋外でも画面を明るく表示する「スーパークリアモード」に対応する。日本語入力システムには変換精度の高さに定評がある「ATOK」を採用した。

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▲ハードウエアボタンは側面に配置。大きなサイズで押しやすく、確かなクリック感が得られる。

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▲使い慣れたケータイの感覚で使える独自UI「シンプルホーム」を採用。ケータイからの乗り換えに最適だ。

ここがPoint!
しっくりと手になじむ本体デザインが秀逸。「シンプルホーム」は従来型ケータイとほぼ同じメニュー構成になっており、ケータイからの乗り換えユーザーでも無理なく使える。

【SPEC】
OS:Android 4.4 CPU:クアッドコア 1.2GHz カメラ画素数:800万画素 バッテリー:2500mAh 連続待受時間:約700時間(LTE) 連続通話時間:約670分 ディスプレイ:4.5型HD RAM:1GB ROM:8GB 防水:IPX5/8 防塵:IP5X サイズ:W67×H138×D10.9mm 重量:約153g

●おすすめエントリー03
京セラ
KYOCERA S301
実勢価格:3万2184円(一括)

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▲防水・防塵に加えて、耐衝撃性も備えた5.0型モデル。本体を取り出そうとして落としてしまった場合や、手から滑り落ちた場合でも安心だ。BIGLOBEの格安SIMとセットで販売される。

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▲防水・防塵に対応するボディは、アウトドアで汚れた場合でも水で軽く洗い流せるのがうれしい。

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▲スマホを初めて使うユーザーでも無理なく使える独自UI「エントリーホーム」に対応。

ここがPoint!
海外メーカー製のスマホでは実現しにくい防水・防塵に対応。風呂やキッチンなどでの利用頻度が高い人に適している。クセのないシンプルな仕様なので、初心者でも無理なく使える。

【SPEC】
OS:Android 4.4 CPU:クアッドコア 1.2GHz カメラ画素数:500万画素 バッテリー:2300mAh 連続待受時間:約780時間(LTE) 連続通話時間:約1360分 ディスプレイ:5.0型QHD RAM:1GB ROM:8GB 防水:IPX5/7 防塵:IP5X サイズ:W73×H144×D10.8mm 重量:約146g

また、これらのSIMフリースマホと合わせて使いたいのが格安SIM。選択肢が増えてきていて、どれを選べばいいのかわからない、という人はこちらの記事を参考にしてみてほしい。
絶対に失敗しない!格安SIMの選び方
https://www.digimonostation.jp/news-trend/mobile/id24738

文/小竹佑児 撮影/篠田麦也

※『デジモノステーション』2015年6月号より