ハイレゾならスマホでもいい音で聴きたい。ケーブル1本で繋がるポタアン3選

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ポータブルヘッドホンアンプ(ポタアン)を使ったスマホでのハイレゾ再生の弱点は、スマホとポタアンが別体なので取り回しに難があること。その弱点をできるだけ小さくするためには、余計な変換アダプタの類を必要とせず、スマホとケーブル1本で直結できる「スマホ直結」で使える製品がおすすめだ。

しかも今、「スマホ直結」できる最新モデルは、続々とiOSとAndroid両対応になっている。これまでは、まずスマホのOSによって選ぶポタアンが制限されたが、今回紹介するモデルならその不自由さは無いし、今後スマホを買い換えても使い続けられる。今回はおすすめのスマホ直結ポタアン3モデルを紹介しよう。ハイレゾ再生の最も手軽な選択として覚えておきたい。

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▲iPhoneでのデジタル接続&ハイレゾ再生は「Lightning – USBカメラアダプタ」が必要なモデルが多い。対してiPhoneでLightning、AndroidでUSB-OTGケーブル1本で接続できるモデルを指す。

ハイスペックな音質と携帯したくなる外観
OPPO
HA-2
実勢価格:4万7380円

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384kHz/32bitまでのPCM音源および11.2MHzのDSD音源に対応。iOS/Android機器と接続可能で、スマホに対して電源供給する機能にも対応している。

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▲アルミ合金製のボディを本革製カバーで覆った構造。一緒に持ったスマホを傷つけない。

SPEC
PCM:最大384kHz/32bit DSD:最大 11.2MHz/1bit 重量:175g バッテリー駆動:約7時間 サイズ:W68×H157×D12mm 充電時間:約1時間30分 再生周波数特性:20〜200000Hz 推奨ヘッドホンインピーダンス:16〜300Ω

【HA-2の音質評価】
「Bass Boost」の使い勝手が◎!

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▲低域から高域まで、細やかな表現力も力強さもバランス良く備える上に「Bass Boost」スイッチの効果が秀逸だ。屋外で低音が物足りないときなどに、自然かつ明確にベースをプッシュできる。

多彩な接続を楽しめるフルバランス駆動モデル
ラトックシステム
REX-KEB03
実勢価格:4万4800円 4月下旬発売

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Lightningケーブル直結で384kHz/24bitまでのPCM音源とDSD音源の再生に対応。バランス出力もできるハイスペックモデル。光入力にも対応し、さまざまな機器とつながる。

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▲LightningやUSBなど多くの端子を備え、PCやスマホなど幅広い機器との接続に対応している。

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▲サイズ的には「iPhone」にピッタリくるもの。大容量のリチウムイオン電池を搭載する。

SPEC
PCM:最大384kHz/24bit DSD:最大 5.6MHz/1bit 重量:260g バッテリー駆動:約13時間 サイズ:W69.2×H126×D23.4mm 充電時間:約5時間30分 再生周波数特性:非公表 推奨ヘッドホンインピーダンス:8〜60Ω

【REX-KEB03の音質評価】
優しく聴き心地の良いバランスの良い再生音

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▲全ての要素を不足なく備えた上で、声やシンバルの高域も、ベースなどの中低域もほぐれて耳に優しい印象。バランス駆動の利用時には空間表現などにも強みを発揮する。

バッテリーを省くことで最小クラスのボディを実現
ディーフ サウンド
DDA-LA20RC
実勢価格:1万4530円

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バッテリーを内蔵せず、スマホ側から給電することでリモコンのようなサイズ感を実現したモデル。スペック的には96kHz/24bitまでのPCM音源を再生できる。

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▲アルミニウム製のボディは小型・軽量でリモコン感覚で使うことができる。

SPEC
PCM:最大 96kHz/24bit(192kHz音源は16bit再生) DSD:非公表 重量:24g バッテリー駆動:端末依存 ケーブル長:30cm(脱着式) 充電時間:充電不要 再生周波数特性:10〜40000Hz 推奨ヘッドホンインピーダンス:非公表

【DDA-LA20RCの音質評価】
精密性に特化した極めて独特な描写力

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▲パワーは求めず精密感に特化した珍しい音作り。例えばシンバルの芯を強めた細かなリズムをきっちり打ち出してくれる。ボーカルに水晶のような硬質な艶を与えてくれるのも良い。

文/高橋敦、増谷茂樹 撮影/篠田麦也

※『デジモノステーション』2015年6月号より