まるで「光と音」のシャワー! ソニーのLED電球スピーカーを試す

本日発表されたソニーの新型スピーカーは、まさかのLED電球との一体型!

ソニー
LSPX-100E26J
実勢価格:2万5790円 5月23日発売
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この製品の新しい試みは、照明器具としての使い道が多岐に渡るところ。
スタンドライト~吊り下げ式のペンダントライトまで、口径さえ合えば自分の生活空間に合わせて使い分けられるのです。
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これまで他社からもスピーカー一体型の照明器具は、いくつか存在したもののどれもが電球との一体型ではなく、ライト製品としてパッケージングされたものでした。付け替えが利くだけでさまざまな使い道が想定できますね。

ひと足早く実機に触ってみたので、簡単にインプレッションしてみます。
まず気になる口金ですが、一般的なLED電球と同じE26型。いま使っている照明器具に問題なく付け替えられます。変換アダプタ使用でE17型にも変換可能。

照明性能ですが、全光束360ルーメンの明るさを実現。一般電球でいうと約30W相当の明るさになるそうです。

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▲電球全面にスピーカーを配置していますが、独自技術「光学レンズグローブ」を採用することで、スピーカーの影を抑えることに成功しています。
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▲上の画像が最大輝度、下が最小輝度の状態。3000Kの電球色が採用されあたたかみのある光源色です。個人的にはアンティークなデスクライトと組み合わせて、オシャレ雰囲気を楽しみたくなるイメージでした。

前述の通りスピーカーは、φ40mmのフルレンジを前面配置。想像以上にダイレクトな再生音として耳に届きます。反面、今回はスタンドライト状態でしか聴いていないから何とも言えませんが、基本的には拡散性には優れない印象でした。リビングを音で満たすような使い道でなく、あくまでスポット的に聴く使い道がスピーカーとしては正しいかなと感じました。
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操作は専用リモコンを使用。この専用リモコンをBluetoothで経由して音楽再生を行ないます。
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▲専用リモコンはNFCにも対応。楽曲再生機能のほかに、中央のホイールで32段階の調光もできます。また60分設定のタイマー機能も備えます。
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▲SongPalにも対応。調光、ボリューム調整、さらにEQ機能まで付きます。電球を設置する高さのパターンをいくつか用意し、その高さに合わせた設定も自動でしてくれるようです。

価格は多少張るものの、LEDライトとしては十分に通用する使用感かと思いました。色温度の高い光源色に感じたので、ペンダントライトとして使う場合は要色確認って感じです。

一番面白かったのは、やはり音の聴こえ方。ある程度の指向性を持つためダイレクトに音が届くのですが、上から降りてくる……まるで音のシャワーのような感覚がありました。今回はスタンドライト形状で聴きましたが、使用時には頭の少し斜め上から音が鳴り、頭全体で音を浴びる感じでした。普段聴いているスピーカーのような「音に包まれる」感覚とも、ヘッドホンで聴いた時の「音に没入する」感覚とも違う。基本的には人と話す、本を読む、就寝前などのタイミングで使う製品だと思うので、「浴びる」くらいの音楽との距離感がジャスト。なので音楽的には、音場や音圧がキモとなるダンスミュージックやロックよりも、アコースティックなBGMやボーカルソングが合うかと。

自分は一人暮らしなので、やはりデスクかベッドサイドで使うのが現実的かな、と思いましたが、キッチンやダイニングで使うペンダント/スポットライトなら、この「シャワー感」はより一層高まるのでおすすめ。音が直下することで拡散性も若干増すかと思います。

見事に「光と音」を融合させた新発想のこの製品、ひとつ試してみる価値アリです。