満を持して正式発表!ぶっ飛びスペックのWinタブ『VAIO Z Canvas』に注目

今年の2月に開発表明され、あらゆるところでチラ見せされてきた12.3型のWindowsタブレット『VAIO Z Canvas』が遂に正式に発表されました! 5月29日から発売されます。

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『VAIO Z Canvas』は、“プロのクリエイターが場所を選ばず創作活動を行なえる”を目指した製品。2014年10月に試作機として披露された「VAIO Prototype Tablet PC」の正式な製品版になります。製品化にあたり、さまざまなクリエイターから数多くのフィードバックを受けて、できる限り最終製品反映させたそう。言わば、ガチプロ向けのPCと言うわけですな。

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▲背面にはスタンドを備えていて、ディスプレーの傾きを任意に固定できるのが特長。タッチ操作時などでも倒れないしっかりしたスタンドです。自立するタブレット自体、少ないので結構ポイントですね。付属のワイヤレスキーボードは独自方式の無線技術で接続する仕組み。薄型で好みの位置に置いて使えるので、クリエイティブ系のソフトでショートカットキーと使う時などにも最適です。

そんなわけで、スペックもタブレットにしてはかなりのモンスター級です。CPUには4コア8スレッドの「Core i7-4770HQ」を搭載。このCPUはTDPが47Wで、通常は大型のノートPCなどで採用されるケースが多く、Core i7の中でも高パフォーマンスなものになる。一般的なモバイルノートで採用されることが多いTDP15WのデュアルコアCore i7に対し、約6倍の性能を備えるそうです。また、CPUの統合されている内蔵グラフィックスも「Iris Pro Graphics 5200」が採用されていて、こちらも一般的なCore i7に統合されている「HD Graphics」よりも高性能になる。
そのほかにもかなり高性能なパーツが用いられていて、例えば、ストレージは従来よりも高速化された第2世代の高速なSSDが採用され、実測3.2GB/secの超広帯域を実現しているそうです。

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▲『VAIO Z Canvas』内部の構成。新開発の3連ファンにより、低騒音で排熱が行なえる。

そのほか注目したいのはディスプレイ。12.3型の液晶は、2560×1704ドットの3:2を採用。Adobe RGBカバー率95%を実現しています。また、専用のカラーマネジメントモードが用意されており、X-Riteの「Color Munki Photo」で色補正し、ほかのディスプレイとの色合わせが可能。また、1台ずつ出荷時に工場でガンマ補正を行なっているという徹底ぶりです。

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もちろんペン入力にも対応しています。ペンの筆圧感知は1024段階で、ソフト上で調整も可能。さらに、視差を最小限にするため、タッチパネルと液晶面の間に特殊な光学樹脂を充填し、快適に操作できるよう工夫がうれしいですね。

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▲付属のペン。

本気で使えるレベルのWindowsタブレットとしては、唯一無二な存在とも言える『VAIO Z Canvas』。スペックが一番低いの標準モデルで24万9800円(税別)と、かなり強気な価格設定ですが、それだけの価値はありそうです!

●『VAIO Z Canvas』(標準モデル)の主なスペック
OS:Windows 8.1 Pro Update(64bit)
CPU:Core i7-4770HQ(4コア/8スレッド、最大3.4GHz)
メモリ:8GB
ストレージ:256GB SSD
ディスプレイ:12.3型タッチ対応(2560×1704ドット)
インターフェイス:USB 3.0×2、HDMI出力×1、Mini Display Port出力×1、SDXCカードスロット×1など
通信機能:無線LAN(IEEE 802.11ac/a/n/b/g準拠)、Bluetooth 4.0、有線LAN(1000BASE-T)
サイズ:W301×H13.6×D213mm(本体)、W301×H4.4×D213mm(キーボード)
重量:1.21kg(本体)、340g(キーボード)

文/小林直樹(編集部)