楽しさや臨場感を共有! “ユニークカメラ”がスマッシュヒット中

いつの時代もメインストリームとは異なるユニークなカメラは存在するが、まさに今、注目を集めているのは撮影した映像を撮って出しするのではなく、カメラの中でデジタル処理して出力する製品。これらのカメラは“楽しさ”や“臨場感”の共有という、従来カメラが最重視していた“画質”とは異なる評価軸を持つ。大SNS時代を象徴した全く新しい選択肢と言えるだろう。

その代表選手と言えるのがリコーの全天球カメラ『THETA』。2つの半天球カメラで撮影した写真をカメラ内で合成し、360度全方位を一度に撮影できるというものだ。これは言わば空間カメラ。これまでのカメラでは味わえなかったような新しい感動を提供してくれる。

写真の新しい楽しみ方を提案する個性派カメラ
キヤノン
PowerShot N2
実勢価格:3万770円

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スクエア形状が目を引くユニークカメラ。レンズ周囲のリングがズームレバー兼シャッターボタンとなっているなど、独特の操作性を備える。1度のシャッターで多彩な効果を適用した写真を撮れる「クリエイティブショット」が売り。

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▲液晶モニタは最大180度まで稼働。90度開いてウエストレベルで撮影するなど、さまざまな撮り方ができる。

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▲クリエイティブショットの撮影イメージ。撮影内容を分析し、さまざまな「アングル」「構図」「色」を提案してくれる。

SPEC
サイズ:W80.9×H62.0×D32.3mm 重量:201g 撮像素子:2/3形1610万画素CMOS 撮影距離:約1cm〜∞ 光学ズーム:8倍 モニタ:2.8型(46.1万画素)

全天球カメラという新発想でスマッシュヒット!!
リコー
RICOH THETA m15
実勢価格:3万4700円

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カメラを中心とした全方位を1度のシャッターで撮影できる全天球カメラ。初代モデル『THETA』との違いは動画撮影に対応したこと。なお撮影した全天球写真/動画を確認するためには専用アプリをインストールしたスマホあるいはPCが必要(本体はモニタ非搭載)。スマホとはWi-Fiを経由して接続でき、リモートシャッターなどの操作も行なえる。

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▲2つのカメラで撮影した写真をカメラ内で全天球データとして合成。専用オンラインサービス「theta360.com」を利用する事でSNS(Facebookなど)を使った共有も楽しめる。

SPEC
サイズ:W42×H129×D17.4〜22.8mm 重量:95g 撮影距離:約10cm〜∞(レンズ先端より) 内蔵メモリ:4GB 光学ズーム:なし モニタ:なし

文/山下達也(ジアスワークス) 撮影/松浦文生

※『デジモノステーション』2015年6月号より