2Way仕様が今どきなんです。最新PCは「合体」「変形」で選ぶべし!

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タッチによる直感的な操作は、タブレットの魅力の1つ。画面に触れるだけで操作できるため、ノートPCが置けない狭い場所や、立ったままでも利用できるのがメリットだ。しかしその半面、精密な操作が難しく、誤クリックや入力ミスが増えてしまうのも事実。一般的なWindows用ソフトを使うなら、やはりキーボードとマウスがほしくなる。

このタブレットとノートPC、両方をいいとこ取りしたのが、2in1モデル。普段は手軽に使えるタブレットでも、いざとなればキーボードが使えるノートPCに変身してくれるため、シーンを問わずに使えるのがメリットだ。

この変身方法は大きく2つあり、そのうちのひとつがキーボード着脱式の「合体」モデル。必要なときだけキーボードを装着すればいいので本体が軽く、タブレットをメインで使いたいという人におすすめと言える。ただし、本体を薄型軽量化するため高速なCPUが搭載しづらく、メインPCとして使うにはやや力不足となる。もう1つが、液晶を回転させることでタブレットとなる「変形」モデル。常にキーボードがあるため重量はそれなりにあるが、タッチ操作のしやすい“スタンド形状”、動画鑑賞に向いている“テント形状”など、柔軟なスタイルで使えるのがメリットだ。高性能モデルが多いため、普段はメインPCとしてバリバリ使い、たまにソファでくつろぐぎながらタブレットとして使いたい、という人に向いている。
今回はこれら「合体」「変形」モデルの中からおすすめの機種を紹介していこう。

 

【合体】
キーボードとタブレットが完全に分離し、軽量タブレットとして使えるのが「合体」モデル。メインPCというよりも、補助として使うサブマシンに向いている機種が多い。

 

無線接続の液晶という新しいカタチ
富士通
LIFEBOOK GH77/T
実勢価格:20万4370円

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CPUやHDDは据え置きの本体に装備しながら、操作は無線接続の液晶から行なうというユニークなスタイル。家中どこからでも手元の液晶で、デスクトップ並みの性能を自由に利用できる。

ここに注目!
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▲15.6型と大きな液晶は、1920×1080ドットのフルHD表示。表示の遅延もほとんどなく、まるでタブレットのように操作できる。もちろん、縦横どちらの表示にも対応。

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▲ソフトのインストールや、借りてきたDVD/BDの映画の再生ができる光学ドライブを内蔵。映像はもちろんのこと、音声もしっかりと液晶側で再生できる。

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▲液晶本体の重さは実測で約954g。15.6型としては非常に軽い。バッテリー駆動時間は約4時間と短めだが、電源をいつでも確保できる家の中なら問題ない。

SPEC
CPU:Core i7-4712HQ (最大3.3GHz、4コア/8スレッド) メモリ:8GB ストレージ:2TB HDD ディスプレイ:15.6型タッチ対応液晶 (1920×1080ドット) サイズ:W185×H188×D241mm(本体部)、W385×H255×D9.8mm(ディスプレイ部) 重量:1.9kg(本体部)、980g(ディスプレイ部) インターフェイス:USB 3.0×4、SDカードスロット、HDMI出力など 通信機能:無線LAN(IEEE 802.11b/g/n準拠)、Bluetooth 4.0、有線LAN(1000BASE-T)、NFC バッテリー駆動時間:約4時間(ディスプレイ部)

 

7つのスタイルでどんなシーンでも活躍
東芝
dynabook KIRA L93/PG
実勢価格:24万2780円

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キーボード部分だけが取り外せるという、異色のモデル。狭いスペースでも使える「スタンド」や、ペンが使いやすい「キャンバス」など、7つものスタイルに変形する。キーボードはBluetooth接続となるため、分離したままでも利用可能だ。

ここに注目!
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▲キーボードを外すのも、そのまま回転させるのも自由という、枠にとらわれない変形が魅力。キーボードは裏返しても装着でき、タブレットでキートップを守れるのも◎。

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▲画面に角度をつけられるキャンバススタイルは、手をついても角度が変わらないため、絵や文字を書くのに最適。もちろん、デジタイザーペンも付属する。

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▲液晶は2560×1440ドットの高精細なうえ、1台ずつ色調整してから出荷するというこだわりがある。変形するだけでなく、基本性能の高さも魅力だ。

SPEC
CPU:Core i7-5500U(最大3GHz、4コア/8スレッド) メモリ:8GB ストレージ:128GB SSD ディスプレイ:13.3型タッチ対応液晶(2560×1440ドット) サイズ:W319.9×H16.9×D227mm 重量:1.75kg インターフェイス:USB 3.0×2、microSDカードスロット、microHDMI出力など 通信機能:無線LAN(IEEE 802.11 ac/a/b/g/n準拠)、Bluetooth 4.0 バッテリー駆動時間:約9.5時間

 

拡張性に優れたドック機能に注目
東芝
dynabook R82/PGP
実勢価格:17万9990円

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12.5型液晶と約10時間駆動が可能なバッテリーを搭載しながら、約730gのタブレットとして使える軽さを実現。キーボードドックは拡張性に優れ、合体させることでUSB 2.0×2、HDMI、LANなどが使えるようになるのが便利だ。

ここに注目!
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▲装着時はしっかりと固定され、画面が揺れてしまう心配はない。また、裏表を逆にして取り付けそのまま閉じれば、一体化したままタブレットとして利用できてしまう。

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▲画面に角度をつけられるキャンバススタイルは、手をついても角度が変わらないため、絵や文字を書くのに最適。もちろん、デジタイザーペンも付属する。

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▲液晶は2560×1440ドットの高精細なうえ、1台ずつ色調整してから出荷するというこだわりがある。変形するだけでなく、基本性能の高さも魅力だ。

SPEC
CPU:Core M-5Y31 (最大2.4GHz、2コア/4スレッド) メモリ:4GB ストレージ:256GB SSD ディスプレイ:12.5型タッチ対応液晶 (2560×1440ドット) サイズ:W309.0×H8.8×D199.9mm(ディスプレイ部)、W309.0×H21.0×D215.2mm(ディスプレイ部) 重量:730g(ディスプレイ部)、700g(キーボード部) インターフェイス:microUSB 2.0×1、microSDカードスロット、microHDMI出力など 通信機能:無線LAN(IEEE 802.11ac/a/b/g/n準拠)、Bluetooth 4.0 バッテリー駆動時間:約10時間

 

【変形】
液晶部が回転し、タブレットとなるのが「変形」モデル。重量は重ためだが、高速なCPUや大容量SSDを搭載するモデルが多いため、メインPCとしても活躍してくれる。

 

自室からリビング、キッチンも!自由に移動できる
NEC
LaVie Hybrid Frista HF750/AAB
実勢価格:22万6580円

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小型のバッテリーを内蔵し、利用しながらでも気軽に移動できるのが特長。奥行きが16cmと短く、ちょっとしたスペースに置いて使えるのが便利だ。重量は約2.8kgと重めで、ノートPCというより一体型PCに近い。

ここに注目!
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▲本体下のスペースにキーボードを収納可能。使わない時も場所を取らず、コンパクトにしまっておけるのがうれしい。もちろんマウスやキーボードはワイヤレス接続だ。

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▲設置時の奥行きがわずか160mmと短く、それでいて光学ドライブも装備する。ソフトのインストールからBDやDVDの視聴までこなせるのがうれしい。

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▲置く場所さえあればどこでも一体型PCのようにも使えるのがメリットだ。また、性能面にも不安はなく、自宅で使うメインPCとして十分活躍してくれる。

SPEC
CPU:Core i7-5500U (最大3GHz、2コア/4スレッド) メモリ:8GB ストレージ:1TB HDD ディスプレイ:15.6型タッチ対応液晶 (1920×1080ドット) サイズ:W383×H22.3×D256.5mm 重量:2.3kg インターフェイス:USB 3.0×2、SDカードスロット、HDMI出力など 通信機能:無線LAN(IEEE 802.11ac/a/b/g/n準拠)、Bluetooth 4.0、有線LAN(1000BASE-T) バッテリー駆動時間:約1.5時間

 

変形時にはキーボードをしっかりガード
富士通
LIFEBOOK TH90/T
実勢価格:19万790円

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液晶を横向きに180度回転させ、閉じることでタブレットへと変身。キーボードをしっかり覆ってくれるので、安心して利用できる。13.3型の液晶は2560×1140ドットの高精細で、画質にも優れる。

ここに注目!
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▲液晶が横向きに回転するモデルは、ほかの変形形状よりも比較的スムーズに変形できるのが特長。机などに置いたままの状態でも液晶を回転して変形することができる。

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▲引き出し式のLANコネクタを採用。薄くても通常サイズのLANケーブルが挿せるので、出張先のホテルでアダプターを忘れたことに気付いて焦る心配もない。

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▲最近では珍しく、バッテリーの交換が可能。長年使ってバッテリーが劣化してきたときでも、本体を修理に出すことなく、自分でバッテリーだけを交換できる。

SPEC
CPU:Core i5-5200U (最大2.7GHz、2コア/4スレッド) メモリ:8GB ストレージ:500GB HDD ディスプレイ:13.3型タッチ対応液晶 (2560×1440ドット) サイズ:W320.8×H17.1~19.3×D235mm 重量:1.59kg インターフェイス:USB 3.0×2、SDカードスロット、HDMI出力など 通信機能:無線LAN(IEEE 802.11ac/a/b/g/n準拠)、Bluetooth 4.0、有線LAN(1000BASE-T) バッテリー駆動時間:約8.2時間

 

ハイスペック機の性能を1kg以下で実現
NEC
LaVie Hybrid ZERO HZ750/AAB
実勢価格:19万4180円

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13.3型の高精細液晶を搭載しながら、約926gという超軽量を実現したモデル。この軽さでも、タブレットへと変形するのだから驚きだ。第5世代の「Core i7」をはじめ、867Mbpsの無線LANを搭載するなど性能に妥協はない。512GBの高速SSDを選べる直販モデルもある。

ここに注目!
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▲液晶を回転させてタブレットとしても使える変形モデル。モバイル機では大きめな13.3型液晶を採用し、液晶の回転機構を備えながらも、1kg以下の重量は魅力的だ。

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▲テンキーこそないが、打鍵しやすいフルサイズのキーボードを搭載。薄型モデルながら、十分なキーストロークが確保されているため、快適に文字入力が行なえる。

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▲インターフェイスも充実しており、モバイル機では珍しく、USBを3ポート備えているのが特長。HDMI出力は、毎秒30フレームの4K出力にも対応する。

SPEC
CPU:Core i7-5500U(最大3GHz、2コア/4スレッド) メモリ:8GB ストレージ:128GB SSD ディスプレイ:13.3型タッチ対応液晶(2560×1440ドット) サイズ:W319×H16.9×D217mm 重量:926g インターフェイス:USB 3.0×2、SDカードスロット、HDMI出力など 通信機能:無線LAN(IEEE 802.11ac/a/b/g/n準拠)、Bluetooth 4.0 バッテリー駆動時間:約9時間

 

文/宮里圭介 撮影/松浦文生

※『デジモノステーション』2015年7月号より