自撮り棒はもう時代遅れ?“自撮りカメラ”が常識なんです【ワイワイ自撮り編】

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海外の「セルフィー」ブームを契機に国内でも火が付きつつある自撮り。ただし、海外と異なるのは、ブームの立役者となった「セルフィー棒」が廃れつつあること。いろいろな意味で日本人のライフスタイルにフィットしなかったのかもしれない。そういった状況もあり、今注目したいのが自撮りに適したカメラだ。

飲み会やイベントなど、たくさんの人が集まる場所でも自撮りカメラは大活躍してくれるはず。最新モデルなら、集合写真でありがちな「人が多すぎて画角に収まりきらない」といった問題や、「一人だけ顔にピントが合っていない」などといった失敗が起こらないような機能が充実している。

そう、今回紹介するのは、家族や仲間との思い出を失敗せずに残せる「ワイワイ自撮りカメラ」だ。

 

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【ワイワイ自撮りカメラはこの機能に注目!】
ワイドレンズ
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▲近年のカメラはほとんどがワイド寄りの画角(f=28mm前後)を備えているので2、3人程度の集合写真なら特に意識しなくても問題ない。しかし、4人以上で撮影するならf=24mmよりも広角なレンズを備えたカメラを用意すべきだろう。

複数人の顔検出
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▲多人数での集合自撮りは、たいていきちんとピントを合わせて撮影している時間的余裕がない。そんなときに役立ってくれるのが顔検出機能。最新モデルなら10人以上の顔も同時検出できるので安心して撮れる。

 

「X」シリーズに待望の自撮りモニタ搭載
富士フイルム
FUJIFILM X-A2
[ズームレンズキット]実勢価格:6万1120円 [ダブルズームレンズキット]実勢価格:6万1120円 [ボディのみ]実勢価格:4万9350円

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富士フイルムのミラーレスカメラ「X」シリーズのエントリーモデル。シリーズ初の自撮りモニタ搭載が最大の特長で、それに合わせて瞳AF機能などを新設した。富士フイルム製カメラならではの美しい肌色表現力も健在だ。

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▲液晶モニタを手前に向けると自動的に「瞳AF」がONに。顔検出よりも高精度なAFで自撮りが楽しめる。左目優先、右目優先も選択可能だ。

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▲広い範囲を一望できるf=24mm相当のワイドレンズがキットレンズとして付属。これなら多人数自撮りでも余裕を持って対応できる。なお重量はレンズ込みで545g。

SPEC
サイズ:W116.9×H66.5×D32.1〜40.4mm 重量:350g 撮像素子:APS-Cサイズ有効1630万画素CMOS マウント:富士フイルムXマウント 通信機能:Wi-Fi

 

下向きモニタで撮りやすさが大幅改善
オリンパス
OLYMPUS PEN Lite E-PL7
[EZレンズキット]実勢価格:6万9970円 [ダブルズームレンズキット]実勢価格:8万880円 [ボディのみ]実勢価格:6万880円

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カジュアルユーザー向けの「PEN」シリーズ入門機。先代モデル『E-PL6』で好評だった自撮りモニタが新たにタッチ対応となったほか、モニタの展開方向を下向きに変更するなどしている。

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▲逆光で顔が暗くなってしまうようなシーンであえてフラッシュを動作させる「日中シンクロ」撮影が可能。付属フラッシュが適切な発光制御を行ない、自然な雰囲気で自撮りを行なうことができる。

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▲現行自撮りカメラでは他に例がない下方向に展開する自撮りモニタ。従来と比べ目線が自然になるほか、自分撮り時にタッチ操作しやすいというメリットも。

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▲タッチパネルをいかした自撮りUIを搭載。キット付属の電動ズームレンズを画面から操作したり、セルフタイマーを起動させたりといったことが自在にできる。

SPEC
サイズ:W106.5×H64.6×D33.3mm 重量:266g 撮像素子:4/3型有効1600万画素Live MOS マウント:マイクロフォーサーズマウント 通信機能:Wi-Fi

 

本体背面がまるごとチルト!
カシオ
EXILIM EX-ZR50
実勢価格:2万4600円

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モニタだけでなく、操作ボタンもまとめて手前に回転する独特の構造を採用。自撮りモード時にも各種撮影設定を変更しやすいようにした。メイクアップ機能などサポート機能も充実している。

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▲離れたテーブルなどに置いて自撮りする際に便利なモーションシャッター機能付き。カメラに向かって手をかざすとセルフタイマーが起動して3秒後に撮れる。

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▲「EXILIM」シリーズ全般で好評なフロントシャッターはもちろん搭載。タテ撮り時でも使いやすいようレンズの左下部分に配置されているのがうれしい。

SPEC
サイズ:W108.3×H61.5×D28.0〜33.6mm 重量:242g 撮像素子:1/2.3型有効1610万画素CMOS 光学ズーム:×18(f=25〜450mm相当) 通信機能:Wi-Fi

 

文/山下達也(ジアスワークス) 撮影/松浦文生

※『デジモノステーション』2015年7月号より