【今すぐハイレゾ】使い勝手/取り回し最強システム

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さまざまなシチュエーションでベストと言える組み合わせを用意してみた。まずは「携帯性特化プレイヤー+携帯性重視のハイレゾポタアン+ポータブルでの高駆動ヘッドホン」のマルチ対応システム。携帯性と音質はトレードオフなので、小型プレイヤーは音質面に不利を抱える。それならばいっそプレイヤーは小型軽量に特化したモデルを選び、荷物が少し増えても問題無い時だけポタアンを追加する、フレキシブルな使い勝手のシステムだ。

近場の外出は「NW-A10」シリーズ単体で身軽に、電車移動などは『PHA-1A』追加で音質アップできる万能システム。『PM-3』はアンプ追加時の音質アップを体感できる潜在能力を備える。

そのコンパクトさに似つかわしくない多機能性
ソニー
ウォークマン NW-A16
実勢価格:2万5380円

ハイレゾ音源を忠実に再現するフルデジタルアンプだけでなく、ノイズキャンセリング機能などをコンパクトなボディに搭載。約40時間のハイレゾ再生に対応するスタミナも◎。

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▲手の平に収まるハイレゾプレイヤーとしてもひと際コンパクトボディを実現している。

SPEC
PCM:最大192kHz/24bit DSD:非搭載 内蔵メモリ:32GB 外部メモリ:microSD×1(最大128GB) サイズ:W44.4×H109.1×D9.1mm 重量:66g 連続再生時間:約40時間(FLAC 96kHz/24bit)

ウォークマンの弱点を補う名脇役モデル
ソニー
PHA-1A
実勢価格:2万9980円

「NW-A10」シリーズとのデジタル接続を前提に開発されたモデル。「NW-A10」シリーズの不足している部分を補い、パワー感を演出してくれる。

PHA-1A
▲『NW-A16』のコンパクトなボディにピッタリなサイズ感はそれだけで特筆モノだ。

SPEC
PCM:最大384kHz/32bit DSD:最大11.2MHz/1bit 重量:175g バッテリー:約7時間 サイズ:W62×H18.5×D109mm 充電時間:約3時間30分 再生周波数特性:10~100000Hz 推奨ヘッドホンインピーダンス:8~600Ω

ポータブル初の平面磁界駆動型
OPPO
PM-3
実勢価格:6万6820円

振動板全体を均質に駆動し、全帯域で別次元のフラットサウンドを鳴らす平面磁界駆動型をポータブルで実現。高音質と能率の両立に成功した。

PM-3
▲能率が低いため、ポータブルには向かないとされた平面磁界駆動型の能率を高めることで屋外使用も実現。

SPEC
ドライバー:密閉平面磁界駆動型 口径:φ55mm 再生周波数帯域:10~50000Hz インピーダンス:26Ω

このシステムの魅力!
(1) ポータビリティ最上級のプレイヤー&ポタアンペア
最小クラスのプレイヤーとデジタル接続できるポタアンを必要に応じて組み合わせられるシステム。小さなバッグで近所に出かける時も『NW-A16』単体なら邪魔にならない。電車通勤の時はポタアン追加で音質アップを図ろう。
(2) ポータブル環境で100%の駆動力を発揮するヘッドホン
『PM-3』はポータブルでも使いやすいように設計されているので、プレイヤーに直接接続しても潜在性能の80%ほどは発揮してハイレゾ再生を楽しめる。20%の余力は、ポタアンを追加することでしっかりと発揮してくれる。

文/高橋敦 撮影/篠田麦也

※『デジモノステーション』2015年7月号より