やっぱりサイクロンはダイソン?【スティック掃除機どれ買うナビ(1)】

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吸引力や集塵性能は当然大切だが、ハイエンドなコードレススティック掃除機全体のレベルは上がり、メイン機能で差が分かりにくくなった。選びのポイントは実は+αの部分。掃除機の個性を知れば、自分だけの1台が見えてくるはずだ。そこで、編集部がお勧めの7台を紹介していこう。

家庭でメインを張れる個性に注目

コードレススティック掃除機の性能は大幅に向上し、これまで家庭内のメインを張り続けたキャニスター掃除機の座を奪い始めるほど。そんななか、メインノズルの操作性同様、重要になってきたのが、どれだけの広範囲を網羅できるか、という点だ。キャニスター掃除機は元々1台で家丸ごとという意識が強かったため、付属のノズルなども豊富に揃っていたが、コードレススティック掃除機にもそのあたりの特長が求められ始めている。

広範囲を掃除するには、当然スタミナが必要だ。コードレススティック掃除機はかつて10~15分程度しか稼働できなかったが、今では最低20分以上、長いもので45~60分という長時間稼働な掃除機さえ出始める。

掃除が終わった後に関しても当然見逃せないポイントが存在する。ダストボックスが小さい分、ゴミ捨てはキャニスター掃除機と比較しても、より頻繁に行わなければならないからだ。ただでさえ面倒なゴミ捨てだからこそ、その方法が簡単か否かでストレス度合いが変わってくる。また、スティック掃除機は出しっぱなしで部屋の片隅に置かれるもの。当然、デザインの良し悪しは、判断基準に入れておきたいところだろう。

このように掃除機の+αな部分にはまだまだ進化の余地があるのが、コードレススティック掃除機だ。だからこそ、選びのポイントとしてしっかりチェックしたい。

強力な吸引力ときれいな排気が魅力
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ダイソン
ダイソン V6 フラフィ
実勢価格:7万9870円
ダストカップ容量:0.6L バッテリー:リチウムイオン 充電時間:約3.5時間

独自のローラーブラシによって、微細なホコリも大きなゴミも一緒に掃除できる人気モデル。新搭載のポストモーターフィルターによって、部屋の空気よりもきれいな空気を排出できるようになった。アレルギーを持つ家族がいる家庭でも安心して使えるのが魅力だ。

排気
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▲本体背面に、0.3μmの微小粒子状物質を約99.97%捕集できる「ポストモーターフィルター」を搭載しており、排気が部屋の空気よりもきれいなのが大きな特長。フィルターは交換も可能になっている。

集塵
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▲15個の小型サイクロンを2層に配置した「2 Tier Radialサイクロン」で風量を強めている。強力な遠心力によってゴミを分離するため、フィルターが目詰まりしにくいのも特長だ。

フロアノズル
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▲やわらかいナイロンフェルトのローラーに、静電気の発生を抑えるカーボンファイバーブラシを搭載。微細なホコリだけでなく、大きなゴミも一緒に取り除けるのが大きな魅力となっている。

選びのポイント5
(1) 操作性/取り回し
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▲床面との密着性が高いため、吸引力がいい半面、取り回しは少し重めに感じる。スイッチを押している間だけ掃除できるトリガー式を採用しており、その使い勝手は好みが分かれるところだ。

(2) 掃除できる場所
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▲ミニモーターヘッド、コンビネーションノズル、隙間ノズルを付属しているので、食卓の食べこぼしやエアコンの上、自動車内、ふとんやベッドなどさまざまな場所を手軽に掃除できる。

(3) スタミナ
最長20分
強運転6分

▲強モードでは約6分と短いが、標準モードなら約20分(モーターヘッド使用時は約16分)しっかり掃除できる。標準モードでも十分な吸引力を備えているので、困ることはほとんどないだろう。

(4) ゴミ捨て/メンテナンス
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▲ワンタッチでゴミ捨てができるが、ゴミが勢いよく出てくる場合があるので注意したい。サイクロン部のフィルターは他社に比べて目詰まりしにくいので、日々の手入れはかなり楽だ。

(5) デザイン/収納性
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▲本体や付属ツールを収納し、本体の充電も可能な収納用ブラケットが付属する。ただし壁に穴を開けて取り付けるタイプなので、賃貸住宅などの場合は取り付けに工夫が必要になる。

こんな人におすすめ
家中を徹底的に掃除したい人に最適
排気がきれいなので、ハウスダストアレルギーなどに悩む家族がいる家庭におすすめ。ミニモーターヘッドを使うことで、ふとんやベッドの掃除もできるので、ふとん専用掃除機をわざわざ買わなくても済むのは、経済的にも非常にうれしいポイントだ。
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SPEC
サイズ:W208×H1211×D250mm 質量:2.34kg 使用時間:最長20分(強モードで6分)

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文/安蔵靖志 撮影/下城英悟(GREEN HOUSE)

※『デジモノステーション』2015年8月号より抜粋

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