自宅でじっくり愉しむインポートハイレゾの世界【プライベートルーム編】

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ハイレゾブームの昨今、インポートブランドの動きがめざましい。ハイファイにこだわるからこそ、音質の追求度もハイクラスでいきたい。そんなわけでインポートブランドのハイレゾシステムをジャンルごとに紹介しよう。今回はプライベートルームで聴きたいシステムコンポをピックアップする。

自宅でじっくり楽しむインポートハイレゾの世界【ダイニング編】
自宅でじっくり楽しむインポートハイレゾの世界【リビング編】

プレイヤー/レシーバー部とアンプ部が一体化したミニコンポスタイルも、従来はゼネラルオーディオ的と思われてきた。しかし2000年にはリンが『CLASSIC』というアンプ内蔵CDプレイヤーをリリース。ビームスコラボの限定カラーが登場するなど、高級舶来ミニコンポは知る人ぞ知る存在だった。

現在の同カテゴリーは、NAS、PCやスマートフォンにストックされたハイレゾ音源を再生可能なスペックを持った上で、各メーカーが鎬を削っている。ここではコンパクトなブックシェルフスピーカーと組み合わせているが、いずれも大型フロアスピーカーを駆動できる実力の持ち主。スピーカーを交換することで、あらたな魅力を発見できる、ステップアップ要素もある。

左右のスピーカーの位置を細かくセッティングして、スタンドやインシュレーターで制震対策を施し、ダイニングチェアやソファにスイートスポットを合わせるのもまた楽しくなってくる。

ネットワークオーディオの祖が独自技術をワンパッケージに凝縮して成立させた
リン
KIKO DSM system
実勢価格:38万8800円

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高級ネットワークプレイヤーの市場を生み出したリン。「KIKO」シリーズはスペック・テイストを受け継ぎつつ、よりコンパクトで家庭にインストールしやすいスタイルとなった。4chアンプ内蔵でバイアンプ駆動も可能としている。

SPEC
プレイヤーサイズ:W280×H75×D270mm スピーカーサイズ:W146×H260×D187mm ハイレゾ再生対応:PCM 192kHz/24bit

【リンとは?】
イギリスのリン(創業1972年)は英国王室御用達のブランドとしても有名。オーディオメーカーとしてだけではなく、ハイレゾ音源ベンダーとしても名高く、高品位なデジタルトラックを多数提供している。

 

ヴィンテージスタイルの中身は最先端
アイファイオーディオ
アイファイレトロ
実勢価格:30万2400円

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ルックスはマランツ7でアンプ回路は真空管。ところがPCM 768/DSD 512/DXD 768のハイレゾに対応するDACを搭載。Bluetoothにも対応し、デジタルとクラシックな真空管テクノロジーを融合させた。

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▲天面からは、真空管アンプ部が見える。そのギミックから、音質だけでなく、所有する喜びも実感できる。

SPEC
プレイヤーサイズ:W300×H153×D226mm スピーカーサイズ:W146×H268×D226mm ハイレゾ再生対応:PCM 768kHz/32bit、DSD 11.2MHz/1bit

【アイファイオーディオとは?】
2000年、ロンドンで誕生したハイブランド「AMR」のコンシューマーブランド。AMRの技術を受け継ぎ、より一般ユーザーに親しまれるリーズナブルな価格で、ハイエンドプロダクツを多数開発している。

 

文/武者良太 撮影/江藤義典

※『デジモノステーション』2015年8月号より抜粋

関連サイト
『KIKO DSM system』製品情報ページ
『アイファイレトロ』製品情報ページ