これからの自転車ヘルメットはブレーキランプ&ウインカー装備が当然に!?

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夜間の走行でも、より周囲から視認されやすくなるヘルメット。これからの主流になるかも……。

サイクリストにとって、暗い道での視界確保、そして周りのクルマや歩行者などに自分の存在を知らせることは、死活問題とも言える重要なテーマのひとつ。そこで「次世代ヘルメット」として登場したのが、多用途ライト内蔵ヘルメット『Lumos』です。前頭部ライトに加え、後頭部には自転車が減速すると自動で点灯するブレーキランプ、走行中でも手元のスイッチで操作できるウインカーを備えた、スマートヘルメットなんですよ。

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▲LEDでバッチリ光ります。

自転車の車体に取り付けるライトよりも、周りからライダーがよく見えますし、ヘルメット一体型なので置き忘れる心配も少なくなりますね。早くもクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で目標金額(12万5000ドル)の調達を達成しており、順調に開発が進めば2016年4月には製品として出荷されることになりそう。そんな『Lumos』の機能と利用シーンを、画像を交えつつチェックしてみましょう。

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▲ハンドルからリモコン操作できるウインカー。

ハンドルに取り付ける専用のリモコン(HANDLEBAR REMOTE)のスイッチ操作で、ヘルメット側面のウインカーライトが点滅します。もちろんリモコンとは無線接続で、近づくだけで自動的にペアリングされます。またリモコン部は防水対応、そしてバッテリーは約6カ月持続するロングライフ。つまり、いちど装着すれば面倒な操作やメンテナンスはほとんどいらないのがありがたいところ。

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▲一切の操作が不要な、自動ブレーキランプ。

さらに自動化が進んでいるのが、後頭部のブレーキランプ。内蔵された加速度センサーが車体の減速を検知し、ライトの点滅が自動的にブレーキを示す赤い点灯へと切り変わるのです。ライダー自身は、ブレーキランプの操作を意識する必要が全くありませんよ。

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▲特徴はこんな感じです。

『Lumos』のスペックをまとめてみましょう。

・ヘルメット本体のトータル重量:410g サイズ:M=54~59cm、L=58~62cm
・安全基準/米国CPSC(CPSC 16 CFRパート1203)、欧州EN1078、電子機器としてFCCおよびCEの基準クリア
・フロント、左右サイド(ウインカー)、後部(ブレーキランプ)にLEDライトを内蔵
・バッテリー/microUSB充電対応、1000mAh(通常使用で最大2.5時間持続)、リモコン部コイン電池
・3軸加速度センサー搭載

予定されているスペックを見ると、多数のライトやセンサー、バッテリーを備えながらも、410gと軽量になる模様。米国と欧州の自転車用ヘルメット安全基準も満たしています。なお、Kickstarterでの出資募集は2015年8月13日まで継続されており、現時点でも99ドル以上の出資をするとアーリーバード特典として『Lumos』ヘルメットを入手できるとのことです。無線ネットワークを用いるため日本で使えるかは微妙なところですが、興味があるサイクリストの皆さんは、出資を検討してみてはいかがでしょうか。

 

文/ワタナベダイスケ

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