新しい『iPod touch』は、どう考えても「買い」でしょう

main
本日7月16日未明、『iPod touch』がほぼ3年ぶりのモデルチェンジを果たして第6世代が登場しましたよ。

第5世代と比べて形状はほとんど変わっていませんが、中身が大きく変わり、『iPhone 6』に肩を並べるまでに進化しています。

まず目につくのは本体カラーの変化。2012年モデルがシルバー/スペースグレイ(当初はスレート(ブラック)だった)/イエロー/ピンク/ブルー/(PRODUCT)REDの6色展開だったのに対して、2015年モデルでは同じ6色ながら、イエロー→ゴールドになったほか、ピンクとブルーも色味が変わって、いかにも酸化アルミニウム皮膜っぽい色から、ビビッドな色になっています。シルバー/スペースグレイ/ゴールドの組み合わせは『iPhone 6』『iPad Air 2』『MacBook』とお揃いですね。

01
▲『iPod touch』の価格は16GBモデルが2万6784円、32GBモデルが3万2184円、64GBモデルが3万9744円、128GBモデルが5万2704円です。

大きく変わったのはCPUで、従来の「Apple A5」(『iPhone 4s』と同等)から、最新の64ビットCPU「Apple A8」(『iPhone 6』と同じ)に変わっています。メモリも512MBから1GBへと倍増したほか、フラッシュメモリは16/32/64GBに加えて、Apple Store(オンライン、直営店含む)専売の128GBモデルも登場。昨年静かに息を引き取った『iPod classic』が担っていた大容量需要に応えます。

CPUが変わったことで処理能力は最大で6倍に。GPUも新しくなり、こちらは処理速度が10倍。グラフィックAPI「Metal」に対応したことで、最新の3Dゲームもバリバリ動かせるようになります。4インチで解像度1136×640pxのディスプレイは『iPhone 5s』と同じです。

カメラも新しくなり、背面のiSightカメラは500万画素から800万画素へと、こちらも『iPhone 6』と同等になりました。ただし『iPhone 6』のウリのひとつである像面位相差AFは搭載していないため、高速AFは利用できないようです。120fpsの720p動画やバーストモード、タイムラスプビデオなどの特殊撮影も可能です。

細かい変化としては、専用ストラップの『iPod Loop』が使えなくなりましたが、もともと使っていた人もそんなに多くなかったような……いずれにしても再びシンプルなスタイルに戻ります。

価格は第5世代より1000〜2000円値上がりしましたが、iOS端末としては最安で、SIMフリーの『iPhone 6』と比べると半額未満(ただし名前に反して指紋認証のTouch IDは非搭載です)。性能的には文句なしで、最新スマートフォンにも見劣りしません。ガラケーとiPod touchの組み合わせでいいや、という人が、ますます増えるのではないでしょうか。

iPod nanoとshuffleも密かにカラーチェンジ

iOSを搭載しない『iPod nano』と『iPod shuffle』も、従来の8色構成から『iPod touch』と同じ6色構成に変わっています。こちらは容量などは変わらず、価格は『iPod shuffle』が据え置きの6264円で、『iPod nano』は1000円値上がりして1万9224円。引き続きコンパクトでバッテリー持ちのいい機種の需要はあると思いますが、一方でApple Musicにより音楽の聴き方が大きく変わってきたことを考えると、そろそろこの2機種にも何か大掛かりな変革がほしいところです。

02
▲2.5インチのタッチディスプレイを備えた『iPod nano』。容量は16GBです。

03
▲シンプル・イズ・ベストな『iPod shuffle』。容量も据え置き、2GBです。

04
▲というわけで、現在の「iPod」ファミリーがこちら。

 

文/倉田吉昭

関連サイト
製品情報(iPod touch)
製品情報(iPod nano)
製品情報(iPod shuffle)