スマホ世代に贈る、超激安30ドルPC

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パソコン時代の黎明期から見てきたオジさんたちには信じられませんが、今やパソコンを持っていないのは当たり前、全部スマホやタブレットで済ませちゃう若者が急増しているんだとか。そんなこと言っても、表計算とかプレゼン資料作ったりとか、やりにくくないの? 大事なデータのバックアップは?と思わずにいられませんが、そんな新人類(死語)たちにピッタリなのが、スマホとパソコンの美味しいところだけを合わせた『Remix mini』です。

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▲『Remix mini』の本体サイズは幅12.4×高さ2.6×奥行き8.8cm。本当にコンパクトです。

この『Remix mini』、本体サイズはちょっと大きめのスマホといったところ。ぶっちゃけた話、中身はスマホと同じARM系CPU(64bitクアッドコア)に、OSはAndroidを独自拡張した「Remix OS」。Windowsのタスクバーに似たUIと、表計算やワープロ、ゲームなど、Androidアプリが単独のサイズ可変なウィンドウで動作するようになっているあたりが、使いやすさのポイントです。

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▲ボディにタッチするだけで即起動するお手軽さと、システムの瞬間起動はWindowsにはできない真似です。

ARM系CPUの特徴である省電力(10W)も家庭で使うには大きな魅力です。USBポート×2とイーサネット、HDMIポート(4K出力対応)と、最低限必要なポートも備えており、Wi-FiやBluetooth 4.0にも対応しています。

ストリーミングビデオなどのコンテンツ視聴中心であればメモリ1GB+フラッシュストレージ8GBのモデルを、プロダクティビティにも気を使いたいならメモリ2GB+フラッシュストレージ16GBのモデルがオススメとのこと。何より魅力はその値段。クラウドファンディングの「Kickstarter」で申し込みを受け付けていますが、1GBモデルは30ドル、2GBモデルで50ドルです(しかも、早期申し込みだともっと安かった!)。どうやって儲けが出ているのか心配になります。

Remix miniのコンセプトは「The World’s First True Android PC」。IBM PC互換ハードでもなく、OSもAndroidベースのものを「PC」と呼ぶのは少々抵抗がありますが、そもそもそんなことを気にする人はこのハードが担う時代に合っていないのかもしれません。

 

文/倉田吉昭

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