【解説】マイクロソフト版Siri?『Cortana』さんって何者なんです?

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もうすぐ日本語でも、Cortanaさんと話せるようになります!

iOS端末の『Siri』、Androidの『OK,Google』と比べると影が薄い印象ですが、音声アシスタントの分野ではマイクロソフトも負けてはいません。Windows Phoneに搭載されている『Cortana(コルタナ)』さんが、Windows 10ではPCにも対応。そして近い将来には日本語にも対応するようになると発表されました。


▲こちらの動画ではiPhoneなどのiOS、そしてAndroidへの対応も表明している

Cortanaのネーミングはマイクロソフトの人気ゲーム『Halo』シリーズに登場する人工知能キャラに由来していて、米国版では声優さんも同じ人物。2014年のサッカーワールドカップでは、大会全試合の結果予想を全て的中させていたりと、その実力はかなりのものです。そんなCortanaが各国語版にローカライズされて順次リリースされるということで、注目を集めるのは当然と言えるかもしれませんね。

【各国版Cortanaの提供スケジュール】
・米国、英国、中国、フランス、イタリア、ドイツ、スペイン=2015年7月29日のWindows 10発売と同時に正式版デビュー

・日本、オーストラリア、インド、カナダ(英語)=今後数カ月以内にWindows Insidersでのテストを開始

・ブラジル、メキシコ、カナダ(フランス語)=2015年後半にWindows Insidersでのテストを開始

ここで興味深いのが、同じ言語を用いる国や地域であっても、地域性に合わせて提供する情報やCortana自身の人格に細かなカスタマイズが施されるという点。例えば中国では笑っているような声色で話し、英国では自虐ユーモアや皮肉を理解します。他の地域でも国家を歌ったり、地元のスポーツを愛好するといったキャラクター付けがされているようです。

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▲ ちなみに日本のCortanaでは、左下のリング型アイコンがお辞儀をします。礼儀正しいですね。

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▲ 中国版では天気予報に大気汚染の情報が付加されている。

今後長期的には、あらゆるデバイスや地域、言語でCortanaが利用できるようになりそう。今でこそSiriの知名度が高い状況ですが、やがては「音声アシスタントの代名詞といえばCortanaさんでしょ!」と言われる時代が来るのかもしれませんよ。

文/ワタナベダイスケ

関連サイト
Cortana brings Cultural Savviness to New Markets(Microsoft公式ブログ)