データでカラダを変える!タイプ別ランニングロガー購入術

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ランニングを始めると、多くの人は走ったデータを記録したくなる。始めは距離や時間、消費カロリーといった基本的なデータで満足するが、そのうちタイムを縮めたいと考えるようになると、区間ごとのタイムであったり、計測できるのであればピッチやストライドといったデータも知りたくなるもの。

ここでは、そうした希望に応えてくれるログ端末をジャンル別に紹介していこう。自分はどのレベルの製品が使いたいのか、あるいは記録したい数値はどのモデルで計測できるのかをチェックして選んでもらいたい。

基本的なデータはどのモデルでも計測できるが、それ以外の数値には意外と差があり、ライフロガー端末であってもランニング向けのデータを細かく記録できたりするものもある。そして、データの管理には基本的にクラウドとそれに連係したアプリを使うので、その部分の使い勝手もチェックしてから購入モデルを決めてもらいたい。

 

【ランニングを始めたい、継続したい人に】
スマートウォッチ&ランニングアプリ
走った距離や回数、消費カロリーなどが記録されると、不思議とランニングに向かうモチベーションは高まる。スマホのアプリだけでも距離などは記録できるが、スマートウォッチと組み合わせることで、走りながらのタイムや現在位置の確認などがよりスムーズにできるように。『Apple Watch』のように心拍センサーを搭載していれば、走行中の心拍数など、より細かなデータまで記録することができるようになる。

心拍センサーがランニングにも役立ってくれる
アップル
Apple Watch
実勢価格:7万2144円〜

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心拍センサーを搭載し、日常の活動量などを記録可能。連携するランニングアプリも豊富に揃っている。機能は同一だが、デザインや素材がよりスポーツ向きな『Apple Watch Sport』もあり。

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▲デフォルトで「アクティビティ」「ワークアウト」アプリを内蔵し記録はスマホに保存可能。

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▲手首に着けた状態で心拍数や距離などを計測。タッチパネルでデータ閲覧の操作も快適だ。

SPEC
サイズ:W33.3×H38.6×D10.5mm(38mmケース)、W35.4×H42×D10.5mm(42mmケース) 重量:40g/50g

ランニング向きのスポーツ系スマートウォッチ
ガーミン
vivoactive J
実勢価格:3万6800円

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スポーツコンピュータなどを手掛けるガーミン製だけあり、ランニングなどスポーツに対応した機能をデフォルトで搭載。タイム、距離、消費カロリーに加えて、ピッチの計測やラップの自動計測などにも対応する。

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▲画面の操作は主にタッチパネルで行なう。レスポンスも良好で任意の機能をすばやく呼び出せる。スマホとの連携にも対応。

SPEC
サイズ:W44×H39×D8mm 重量:38g(バンド含む) 防水機能:50m完全防水 連続稼動時間:約3週間(時計モード)、9時間(GPSモード)

 

【記録を伸ばしたい、レースにも興味がある人に】
ランニングウォッチ
ランニングを始めて、より速く走れるようになりたいと考えるなら、ランニング専用のスポーツウォッチがおすすめ。距離や速度などの記録だけでなく、1kmごとなど区間ごとのタイムや、インターバルトレーニングなどに対応しているので、記録を伸ばすための走り方に向いている。また、クラウドサービスと連携したコーチング機能やトレーニングメニューの作成にも対応しているのでレースの練習にも最適だ。

フォーム改善にも対応する本格モデル
ガーミン
ForeAthlete 920XTJ
実勢価格:4万9460円

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ランニング以外にもスイムや自転車に対応しトライアスロンにも使えるモデル。別売の心拍センサーを装着すれば、走行時の体の上下動や1分間あたりのピッチ数、足の設地時間なども計測できる。

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▲100種類以上の表示項目から任意の4項目を選んで表示させられる。自分好みの項目を選ぼう。

SPEC
サイズ:W48×H55×D12.7mm 重量:61g 防水機能:50m完全防水
連続稼動時間:22時間/38時間

アクセサリーも付属する本格派
スント
Quest Running Pack
実勢価格:3万7800円

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ランニング向けのアクセサリーも同梱したセット。回復のためのリカバリタイムやインターバルタイマーで本格的なトレーニングに対応。本体を叩くことでラップを刻める機能も搭載する。

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▲心拍センサーや「Foot POD Mini」などがセットになったランニング向けのパッケージ。

SPEC
サイズ:W42.7×H42.7×D13.2mm 重量:40g 防水機能:30m防水 連続稼動時間:約12ヵ月(タイムモード)

トレーニングメニューの作成にも対応する
スント
M5 All Black Pack
実勢価格:2万1600円

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計測できる項目はシンプルながら心拍センサーを同梱。トレーニングメニューのダウンロードにも対応しており、練習用に適する。

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▲「Movestick Mini」はPCのUSBポートに装着し、『M5』本体とはANT+でワイヤレスでつなぐ方式。

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▲心拍センサーや、データをアップロードするための「スントMovestick Mini」も同梱したパックだ。

SPEC
サイズ:W43×H43×D12mm 重量:40g 防水機能:30m防水 使用温度範囲:-20℃〜+60℃ 連続稼動時間:約12ヵ月(タイムモード)

 

【まずは運動不足を解消したい人に】
ライフロガー

長く運動をしていない人や、デスクワークが多く体を動かす機会のない人は、まずはライフログ系のモデルを装着し、生活の中で体を動かすようにしてからランニングを始めても遅くはない。ランニングに対応しているモデルも増えているので、ランニングを始めてからも続けて使うことができる。運動不足の解消のためには、長時間動いていない場合にアラートしてくれる機能も大切。記録できるデータも確認しておこう。

将来的にガーミン製品を使いたい人に
ガーミン
vivofit2
実勢価格:1万2800円

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歩数や消費カロリーなど日常的な活動のデータを記録できるほか、タイマー機能でランニングなどのアクティビティのデータも記録することが可能に。同社の心拍センサーを装着すれば心拍数の計測にも対応し、拡張性の高いモデルだ。

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▲長時間、動かないでいると画面上の赤いバーが光りアラートしてくれる機能を搭載。このモデルからアラート音も鳴らせるように。

SPEC
サイズ:W21×D10.5mm(長さはバンドにより異なる) 重量:25.5g 防水機能:50m完全防水 連続稼動時間:約1年

心拍計測にも対応した本格機能を搭載
アディダス
miCoach fit smart
実勢価格:2万4840円

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心拍センサーを内蔵し、本格的なアクティビティの記録にも対応したモデル。ユーザーの心拍レベルを記憶し、スマホアプリから目的やレベルに合わせて作成したプランをダウンロード可能。トレーナーとしても機能する。

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▲モニタは搭載せず、LEDのみのシンプルな表示。3つのボタンを操作して、多彩な機能を設定することが可能だ。

SPEC
サイズ:W34×D12.17×L184〜207mm 重量:45〜49g 防水機能:3ATM 連続稼働時間:最大10時間

心拍センサーとディスプレイを新搭載した機種
Fitbit
Fitbit charge HR
実勢価格:2万1140円

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世界的に人気の高いライフロガー「Fitbit」シリーズの心拍センサー付きモデル。ディスプレイも搭載しており、数値を確認できるほか、ストップウォッチとしても機能する。睡眠の傾向を自動記録するので、睡眠モードへの切替は不要。

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▲心拍センサーを手首の内側に搭載し、リアルタイムに計測が可能。ディスプレイを装備しているので、数値をすぐに確認できる。

SPEC
サイズ:W21×L137〜157mm(Sサイズ)、W21×157〜193(Lサイズ) 連続稼働時間:最長5日間 充電時間:1〜2時間

 

文/増谷茂樹 撮影/向殿政高 モデル/山下晃和

※『デジモノステーション』2015年8月号より抜粋

関連サイト
『https://www.apple.com/jp/』アップル公式サイト
『http://www.garmin.co.jp』ガーミン公式サイト
『http://www.suunto.jp』スント公式サイト
『http://japan.adidas.com』アディダス公式サイト
『https://www.fitbit.com/JP』Fitbit公式サイト