登場前におさえたい「Windows 10」の5大新機能

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より便利になった新機能に注目せよ!

7月29日に登場する「Windows 10」はいくつもの新しい機能を搭載しているが、特に注目されているのが、新ブラウザとなる「Microsoft Edge」。起動も表示も従来の「IE」から格段に高速化しており、「Chrome」や「Firefox」と比べても遜色ない。さらに、広告などの表示を省いて読みやすくする「読み取りビュー」や、Web画面にメモを書き残せる「Webノート作成」など、便利な機能を搭載している。

音楽や動画などのメディア機能も強化。「Grooveミュージック」は、クラウドストレージの「OneDrive」上に保存された音楽をどのデバイスからでも再生できるのが強みだ。また「映画&テレビ」では、ストアからレンタルした映画などを視聴できるようになっている。

これ以外にも、アプリごとデスクトップを切り替えられる「仮想デスクトップ」、音声でPCを操作できるパーソナルアシスタントの「Cortana」、3本の指を使った「タッチパッドジェスチャー」、バックグランドアプリの動作を制限して消費電力を抑える「バッテリー節約機能」など、魅力的な新機能が数多く追加されている点にも注目したい。

もちろん機能だけでなく、見やすくなった「設定」画面、アプリ切り替えの「タスクビュー」、全画面表示の「タブレットモード」など、設定や操作面での改善点も多い。

●新ブラウザ「Microsoft Edge」
スリム化して安全性と高速性を追求
動作が重たくなっていた「IE」を見直し、新たに作成されたブラウザ。「IE」で使われていた「ActiveX」や「VBScript」「Sliverlight」などの古い独自拡張を捨て、安全なWeb標準のブラウザとして生まれ変わった。記事を読みやすくする「読み取りビュー」や、後で読む記事を保存しておける「リーディングリスト」など、便利な機能も多い。

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▲非常にシンプルな「Microsoft Edge」のインターフェース。

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▲記事を読みやすくする「読み取りビュー」。アドレスバーにあるアイコンをクリックするだけで背景が単色になり、広告やメニュー表示などが消え、文字が大きく読みやすくなる。複数ページの記事を1ページにまとめてくれ、閲覧しやすい。

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▲Webページに手書きメモやコメントを追加できる「Webノート作成」。蛍光ペンでなぞったり、手書きメモ、テキストボックスでコメントを書き加えられ、重要な部分がひと目でわかるように。作成したノートは「OneNote」に保存も可能だ。

●多画面機能「Grooveミュージック」
全ての機器から音楽ファイルを再生可能
手元の音楽ファイルはもちろんのこと、「OneDrive」にアップロードした音楽ファイルもストリーミング再生可能なプレイヤー。同じMicrosoftアカウントを使えば、別のPCからもアップロードした音楽を再生できるようになる。再生リストの作成も簡単で、曲やアルバムの右クリックから追加できるほか、ドラッグ&ドロップでも追加できるのが◎だ。

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▲曲購入は日本でも利用できるが、米国では、月額9.99ドル、年額99ドルと割安な料金で聞き放題になる音楽配信サービスが提供されている。日本での提供に期待したい。

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▲「OneDrive」にアップロードしてある音楽ファイルを自動で認識。手元の音楽ファイルと同じように再生できる。別のPCやデバイスからも再生できるのが便利だ。

●音声アシスタント「Cortana」
自然な言葉で話しかけPCを操作できる!
「iPad」や「iPhone」の「Siri」や、Androidの「Google音声入力」のように、話しかけることで操作や文字入力を可能にする機能「Cortana」。現時点では、まだ日本語に対応していないが、自然な会話を理解できるため、例えば「What’s my schedule this week?」(今週の予定は?)と話しかけてスケジュールを確認する、といったことが可能だ。

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▲「What’s the weather this week in Tokyo?」と話しかければ、東京の今週の天気予報を表示。わざわざブラウザーを開いて検索することなく、簡単に天気がわかる。

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▲明日の朝にアラームを鳴らしてほしいときは、「Set alarm 7:00 AM tomorrow」などと話しかけるだけでOK。中止するのも「Cancel alarm」と言うだけだ。

●アプリのグループ表示「仮想デスクトップ」
仮想デスクトップでアプリを切り替える
デュアルディスプレイのように物理的に画面を拡張するのではなく、アプリの表示画面だけを拡張するのが「仮想デスクトップ」。用途ごとに仮想デスクトップを用意しておけば、仕事や趣味、メールなど、複数の作業を簡単に切り替えられるようになる。仮想デスクトップは「タスクビュー」で一覧表示できるほか、新規のデスクトップも作成できる。アプリのデスクトップ間移動も可能だ。

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▲仮想デスクトップは自由に数を増減可能。クリックで切り替えられるほか、カーソルを重ねれば、実行しているアプリをプレビューで一覧表示してくれる。

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▲仮想デスクトップ間のアプリの移動は、右クリックから「移動」を選ぶか、アプリのプレビューをドラッグして、仮想デスクトップへドラッグすることで可能だ。

●モバイル設定「バッテリー節約」
ノートやタブレットでバッテリー時間を延ばす
節電設定といえば、液晶の輝度変更、スリープやディスプレイをオフにする時間の変更くらいしかなかったが、「Windows 10」では標準で「バッテリー節約機能」を装備。バッテリー残量が指定量を下回ると、バックグラウンドで動作してるアプリの動作や通知を止め、消費電力を節約してくれるのだ。このほか「電源とスリープ設定」では、スリープ中のWi-Fi接続オン/オフが設定できる。

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▲バッテリーが指定した残量以下になると、自動でバッテリーの消費を節約してくれる機能。液晶の輝度を落とし、バックグラウンドで動作しているアプリを制限する。

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▲節約機能が有効になる残量は、自分で変更可能。液晶の輝度を下げないようにする設定や、バックグランドでの動作を制限しないアプリの設定も可能だ。

 

文/宮里圭介 撮影/松浦文生

※『デジモノステーション』2015年9月号より抜粋
※本記事は「Windows 10 Insider Preview」版をもとに制作

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