18万円のグイン・サーガ全集も! 電子書籍端末『honto pocket』って何だ?

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何巻まで読破したっけな……?

栗本薫著、正伝・外伝あわせて153巻が出版された和製ヒロイック・ファンタジー小説の金字塔「グイン・サーガ」シリーズを電子書籍端末『honto pocket』に完全収録した『グイン・サーガ全集 プレミアムパッケージ』が、明日7月31日に発売されます。価格は18万3384円。20台のみの台数限定ですが、その価格に見合った超プレミアムな一品に仕上がっているようですよ!

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▲このイラストのためなら夏のボーナスを捧げられるファンもいるはず。

最大の魅力は、なんといっても「グイン・サーガ」シリーズの書籍表紙を担当したイラストレーター加藤直之氏によるイラストが描かれた端末。一台一台に本人直筆で描かれているとあって、販売台数が極端に絞られているのもうなずけるというものです。端末は本棚に並べられるサイズの書籍型パッケージに納められ、パッケージの複製原画と加藤氏のサイン・メッセージ入りオリジナルイラストカードも同梱されます。

ところで、『honto pocket』という電子書籍端末をご存知ない方のために解説すると、大日本印刷(DNP)による読書専用の端末で、Amazonの「Kindle」などとは異なり、あらかじめ書籍データ入りで書店販売され、データの書き換えや追記ができないという点が独特。ダウンロードの必要がないためネット接続機能は備えておらず、手に入りやすい乾電池で動作するのも特徴です。

つまり「書店で買ってすぐ読める」紙の本と「置き場所を取らない」電子書籍のちょうど中間に位置付けられるというわけ。本棚に並べられることから所有する喜びがあり、これまでも『赤川次郎 光文社作品 電子全集(129冊収録)』や『アガサ・クリスティー全集(100冊収録)』などが発売されていました。

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▲『honto pocket』の『アガサ・クリスティー全集』はお値段8万784円です。

今回の『グイン・サーガ全集 プレミアムパッケージ』のように「端末自体にプレミア価値を持たせる」といった方向性で、データ販売型電子書籍との棲み分けをはかっていくのかもしれませんね。

文/ワタナベダイスケ

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