映像の歴史が動く? ISO400万の超高感度で夜中でも昼のような画が撮れるカメラ

01
圧倒的高感度ISO400万オーバーの時代が来るのかしら?

キヤノンがISO400万相当という超高感度に対応した、多目的カメラ『ME20F-SH』を12月上旬に発売します。予想実勢価格は324万円前後。用途的には業務・プロ用のモデルと言えますな。

本機は2013年にキヤノンが35mmフルサイズCMOSを使用して作った、フルHD動画撮影専用モデルの改良版。超高感度撮影が可能で、赤外線を使いモノクロ撮影が主となる夜の屋外撮影でも、赤外線なしで昼のようにカラフルで明るい映像が撮影できるようになるんですよ!夜のサバンナで息を潜める動物を撮ると、ギラリと光る目とかすかな赤外線でシルエットが浮かんでいる映像なんかは見慣れていると思いますが、そういったものでなく細かな動きもしっかり見て取れる映像が今後主流になるのでしょうか。

撮像素子は独自技術を搭載した35mmフルサイズ用CMOSを採用。ノイズに強いので、ザラつきのある映像にはなりません。星の明かりすら捉えるので、インターバル動画ではなくリアルタイムに時が流れる日周運動動画も撮影できそうです。また、EFマウントを採用しているので、EFレンズを使って天体の動く様子も撮れるなど、個人的に燃える要素が盛り込まれているのがうれしい限り。表現の幅も広がる部分なので映像作家の人ならきっと気になるハズ。

02

インターフェースは外部レコーダーやモニターに出力する3G/HD-SDI端子やHDMI、リモート端子など、動画撮影を行う上で標準的なインターフェースに対応しています。それこそ野生動物なんかを撮るときは、カメラから離れた位置で挑まなければならないので、リモート端子は絶対重要になってくるんじゃないかと。山中に設置して夜通し記録するなんてのも楽しそうではあります。

業務用なので個人ではそうそう手出しできない価格ですが、触れる機会があれば色々遊んでみたくなる製品ですね。

文/山下佑樹(編集部)

関連サイト
ME20F-SHリリースページ