ハイレゾを生かす、良バランスヘッドホン【上半期ベスト家電:オーバーヘッド編】

00

上質な素材をいかしたデザインとソリッド&ハードな音質が特長!
01
マスター&ダイナミック
MH30
実勢価格:4万円
タイプ:オンイヤー ドライバー口径:φ40mm 再生周波数帯域:非公表 インピーダンス:32Ω

携帯性も配慮した設計を持つ
高剛性のアルミ素材にアノダイズ表面処理を施した筐体は、ドライバーの能力を引き出すとともに高級感あるルックスも実現。イヤーパッドにはソフトな肌触りのラムスキンを用い、コンパクトに折りたためる構造によりスマートに持ち歩ける。

02
▲デザイン上のポイントにもなっている、アルミ素材を用いたハウジング。剛性が高く、音質に悪影響を与える共振をしっかりと抑制する。

03
▲φ40mm口径のネオジウム高性能ドライバーを搭載。再生する音楽のジャンルを問わず、全帯域がリッチな心地良いサウンドを耳に届ける。

ポータブルで聴ける無二の存在! 究極にピュアなノイズレスサウンド
04
OPPO Digital
PM-3
実勢価格:6万6820円
タイプ:アラウンドイヤー ドライバー口径:φ55mm 再生周波数帯域:10〜50000Hz インピーダンス:26Ω

ポータブル初のドライバー構造を獲得
振動板全体を均質に動かし、低域から高域までフラットに再生する平面磁界駆動型振動板を採用。駆動力不足でポータブルには向かないとされていた方式だが、ドライバーの能率を高めることで製品化を実現した。

05
▲ヘッドバンドとイヤーパッドも構造や素材を厳選。フィット感を高めるとともに、長時間使用した際にも快適な着け心地を継続して得られる。

06
▲密閉型のイヤーカップを採用することで騒音を遮断し、優れた音響特性を実現。外部への音漏れ防止にも貢献している。

フィリップス初のハイレゾ対応モデルはジャンルレスな逸品!
07
フィリップス
Fidelio F1
実勢価格:2万1380円
タイプ:オンイヤー ドライバー口径:φ40mm 再生周波数帯域:7〜40000Hz インピーダンス:16Ω

コンパクトボディ+良音!
軽量・コンパクトな設計ながら、ハイレゾ音源を高品位に楽しめる。φ40mmのドライバーにはネオジウムマグネットを使用し、7〜40000Hzという広い再生帯域を実現。アルミ製のハウジング内にはバスレフ構造も採用する。

08
▲108gという軽量ボディは折りたたみ構造を採用。左右のハウジングがフラットになるので、コンパクトに収納できる。

09
▲イヤーパッドには低反発素材を採用。ヘッドバンドには高品質なレザーを用いており、快適な装着性を実現している。

【2015年上半期を考察!! 今後は?】
多様な方向性で目指すバランス型の音
低音強調のモデルは減少してバランス重視型モデルが主流になりつつある。「せっかくのハイレゾ音源の音を崩さず、本来の音に肉迫したサウンドを聴きたい」というニーズや提案からだろう。音の方向性はそこに集まりつつあるが、どのように実現するかという技術面やデザイニングはメーカーそれぞれであり、今後も個性的なモデルが登場してくるだろう。

10
▲オーソドックスなドライバーユニットでも技術的熟成が進んでおり、ハイレゾ対応化が実現されている。一方で、新方式に挑戦するメーカーも増えて、音質向上のアプローチが多様化している。

文/増谷茂樹 撮影/江藤義典

※『デジモノステーション』2015年9月号より抜粋

関連サイト
製品情報(MH30)
製品情報(PM-3)
ニュースリリース(Fidelio F1)