クールに熱い! オール電化スーパーバイクが間もなく量産へ!?

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エコカー時代になっても、鉄馬の魂は死に絶えない!

四輪のみならず二輪の世界においても電動化、エコカー化は着々と進んできています。しかし昔からの単車乗りのなかには、昨今の軟弱な電動スクーターやコミューターに「そうじゃねえだろ!」という思いを抱いている人も少なくないかも。そんなガチ勢ライダー達の注目を集めながら、世界初の電動スーパーバイク『Energica EGO』の量産準備を進めているのが、イタリアのEnergica Motor Company。その未来のバイクのパワーをチェックしてみましょう。

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▲一見しただけでは電動バイクとは気付かない『Energica EGO』のスタイリング

いかにもスポーツバイク然とした外観に負けず劣らず、スペック面も強力の一言。永久磁石を用いた油冷式の電気モーターは136馬力のパワーを叩き出し、最高速度200km/h以上、時速60マイル(約96km/h)までの加速が3秒と、現在の600ccスーパースポーツ以上の性能だとされています。

また、この車両は11.4kWの容量を持つバッテリーやインバーター、充電器、そしてボッシュ製のABSシステムなどを常に監視する制御ユニットを持ち、走行時の加減速などはライド・バイ・ワイヤシステムによる完全コンピュータ制御。そのためギアボックスやクラッチを搭載していないのも特徴的ですね。

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▲「これぞイタリアン・スーパーバイク」といった細部デザインとハイテク装備の数々

カラー液晶化されたダッシュボードにはデータロギング用のメモリを内蔵し、GPS受信機およびBluetooth、UMTS/GPRS(3G)ネットワーク通信機能を搭載。デジタル世代にとっては嬉しい限りですが、モーター以外の部品でもかなり電気を食いそうではありますね。

ちなみにフル充電にかかる時間は3時間半、容量85%までなら30分以内にチャージ可能とのこと。とはいっても、今のところは充電スタンドや販売代理店がヨーロッパとアメリカにしかないようなので、日本の我々としては今後の動向を遠目に伺うことしかできないのが残念なところではあります。

文/ワタナベダイスケ

関連サイト
Energica-The italian electric motorcycle
http://www.energicasuperbike.com/