【レビュー】録画番組の宅外視聴もOK!万能すぎる防水テレビ『プライベート・ビエラ UN-15T5』

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持ち運び可能な15V型防水モニタと、500GBのHDDを内蔵したレコーダーがワンセットに。浴室、キッチンなど家中好きな場所に持ち歩き、録画/放送中番組の視聴、Webブラウジングを楽しめる。モニタはタッチパネル式で、直感的に操作できるのがうれしい。さらに、本モデルからスマートフォンなどによる宅外でのリモート視聴も可能に。microSDカードに録画番組を転送すれば、モニタごと外出先へ持ち出して屋外、車の中などでも録画番組を視聴できる。

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ひと回り小さい10V型モニタを採用した『UN-10T5』(実勢価格:5万3700円)も発売中。カラーバリエーションはブラック・ホワイトの2色展開となる。このほか、防水モニタ・廉価版の『E5』シリーズ(15V型/10V型)、非防水・大きめモニタが特徴の『F5』シリーズ(19V型)も揃えた幅広いラインナップに。

■『UN-15T5』の独自性
防水タッチパネルを採用し、キッチンや浴室など家じゅうどこでも使えるのが特長。Wi-Fi感度はさらに指向性がアップし、レコーダーから離れた部屋でも画質の乱れが少なくなっている。シーンに合わせてモニタの角度を4段階に変えられるので、どんな場所、どんな姿勢でもラクに視聴できるのも魅力。またテレビ番組の視聴だけでなくWebサイトを閲覧できるのも、「T5」シリーズならではの機能だ。

録画もネットもこれ一台で!
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録画・放送中番組の視聴に加え、一部サイトは利用できないがネットも閲覧できる。タッチパネルは防水式で、濡れた手でも操作可能。

活用シーンを広げる4段階チルト式スタンド
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モニタを前傾できるのがユニークなところ。バスタブや座椅子、床などに寝そべった姿勢でも快適に番組を視聴できる。

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上から観る時は、モニタを寝かせた状態にできる。うつぶせの姿勢で視聴したり、床に直置きしたりする時に便利だ。

■ 『UN-15T5』の新機能
前モデルからの進化ポイントは、利用シーンが外出先へと広がった点。リモート視聴に対応し、録画・放送中番組がスマホなどのモバイル機器でも観られるようになっている。さらに、microSDカードスロットがモニタに搭載され、レコーダーからWi-Fi経由で番組を転送できる。これにより、モニタごと外に持ち出して録画番組を視聴できるようになった。

録画番組の宅外リモート視聴
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手持ちの機器に無料アプリをダウンロードすると、外出先でも録画・放送中番組を視聴できる。有料サービス「ディモーラ」を利用すれば、シーン検索も可能だ。

microSDカードでモニタごと持ち出しも可能
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録画一覧から持ち出す番組を選び、Wi-Fi経由でmicroSDカードに転送。これでモニタごと外出先に持ち出して、いつでも録画番組を視聴できる。

■使い勝手Check!
家じゅうのレコーダーの録画番組も視聴できる!
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『UN-15T5』をホームネットワークに接続すれば、さらに便利な使い方も。他のBDレコーダーなどを併用しているなら、レコーダーで録画した番組をモニタにまとめて一覧表示し、好きな番組を選んで視聴できる。DLNA対応機種なら、他社製レコーダーでも再生が確認できた。

使い勝手の良い防水リモコンは同時購入がおすすめ
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本製品には別売の防水リモコン(実勢価格:3200円)も用意されており、モニタ、チューナーの両方を手軽に操作できる。15V型モニタとなれば少し離れた場所で観ることも多くなるため、画面のタッチ操作だけでは不便に感じることがあるのも事実。本体との同時購入をおすすめしたい。

■結論
録画ができて、浴室にも持ち運べて、スマホでの宅外リモート視聴もできる。できることが多いためひと言で表現するのが難しいが、個人的には“どこでもテレビ&再生機”と位置づけたい。正直に言えば、録画用と視聴用に各1チューナーしか搭載されていないため、レコーダーとしてはこれ1台では心もとない。録画機能は補助的な使い方がメインで、家中どこでも持ち運べる点が本機の真価と言えるだろう。

中でも利便性を感じたのが、家庭内のレコーダーの録画番組まで観られるという点だ。特に複数のレコーダーを使い分けている人は、「あの番組、どれで録ったっけ」とわからなくなることもあるはず。しかし「プライベート・ビエラ」ではホームネットワーク上のDLNA対応レコーダーも一覧して参照できるため、どの機器で録ったか意識することなく録画番組を視聴できる。しかも家中どこでも持ち運び可能。浴室でもキッチンでも寝室でも、好きな場所で録り貯めた番組を観られるのが非常に便利だ。Wi-Fi感度が向上したため、一般的な家庭内なら常に安定した映像を楽しめるのもポイント。我が家で試した際は、木製とガラス製の扉を3枚隔てた浴室でも、問題なく視聴できた。

このモデルから搭載されたリモート視聴機能も快適だ。視聴用の無料アプリ「Panasonic Media Access」の使い勝手も良く、有料会員サービス「ディモーラ」に登録すれば観たいシーンから頭出し再生するシーン検索も利用可能。全ユーザーの録画予約・再生数などの評価を見て、話題の番組を探せるのもうれしい。また画質も最高画質の3.5Mbpsからパケット節約派のための150Kbpsまで選べるので、Wi-Fi環境でしっかり番組を観たい時、通勤電車でニュースや情報番組をザッと流し見したい時など便利に使い分けられる。

約1週間にわたって本機を試してみたが、どこにでもテレビを持ち運ぶ体験は、予想以上に快適。家庭内でも外出先でも視聴時間が増え、テレビとの距離が確実に近くなった。「番組をあれこれ録画しているが、観る時間が取れない」という人にこそ、価値ある1台になるだろう。

■『UN-15T5』を使い倒してわかったこと
隙間時間も常にテレビを観たい人へ
テレビ好きなら、一度使えばもう手放せない。家の中を移動する時には常に持ち運んで傍らに置き、外出先ではスマホで番組視聴。朝出かける前に洗面所でニュースをチェックしたり、書斎や寝室のパーソナルテレビにしたり、活用シーンがとにかく広い。2台目録画テレビとして、一人暮らしの簡易テレビとして、幅広いニーズを満たしてくれる。

パナソニック
プライベート・ビエラ UN-15T5
実勢価格:7万700円
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■スペック
<モニタ部>
液晶ディスプレイ:15V型(TNパネル/1354×760ドット)
サイズ:W388×H249×D15.9mm(突起部含まず)
重量:1.4kg
防水:保護等級IPX6/IPX7相当
バッテリー持続時間:約3時間30分(テレビ視聴時/液晶画面 明るさ「-5」の場合)
<レコーダー部>
サイズ:W204×H43×D145mm(突起部含まず)
重量:0.7kg
録画時間:約45時間(BSデジタル/DRモード)~約675時間(15倍モード)
出力端子:HDMI×1
その他端子:USB×1、LAN×1

文/野本由起、編集部 撮影/篠田麦也
※『デジモノステーション』2015年9月号より抜粋

関連サイト
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