USB Type-C普及にちょっと待った? 上下問わず使えるmicroUSBコネクタ『MicFlip』

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USBのコネクタには上下があるので、機器に挿す時は毎回形を確認しながらコネクタに刺しますよね。世界中の人たちがコネクタの上下を確認する時間を合計すると、膨大な創造性が失なわれているとすら言われています。コネクタの上下をいちいち確認しなくても使えるよう、上下裏返しても使えるようにしたのがAppleのLightningコネクタだったり、今年から採用が始まったUSB Type-Cコネクタです。

でもこうした新規格に対応した製品は数が限られていて、世の中の機器の大半は普通のUSB端子のまま。パソコン側の端子であるType-A端子用には上下問わずリバーシブルに使えるコネクタが登場していますが、初めて「microUSB」端子用のリバーシブルコネクタとして登場したのが『MicFlip』です。

このMicFlip、通常のmicroUSB端子(厳密にはマイクロB端子)は上が短く下が長い六角形をしていますが、下側も上と同じく短くして、菱形に近い六角形になっています。また、コネクタ内部の配線も上下逆にしても正しく接触できるようになっており、上下を問わず挿し込めます

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▲内部に6本ある配線を、上下裏返しても使えるように12本に増やしてあるのがミソです

USB対応機器も、プリンタなど一部を除いて、ほとんどがmicroUSB端子を使うようになりました。特にスマートフォンやタブレットはほぼ100%がmicroUSBなので、したがってMicFlipが対応する機器も極めて多数存在することになります。

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▲Androidスマホはほぼ全てがmicroUSB対応です。これでもう、iPhoneのLightningコネクタもうらやましくない?

内部の配線が増え、コネクタの形状が異なるUSB 3.0以降に対応していないのは残念ですが、実用上は問題ないでしょう。今後はスマートフォンでもType C端子が増えていくことになりそうですが、あと数年は実用的に使えそうです。

すでにIndieGoGoで資金調達を完了しており、予定価格は20ドルのところ、現在1本15ドルで手に入る早期プランが用意されています。複数の機器をお持ちであれば10本100ドル、50本425ドルなどのプランも。出荷は9月の予定です。

文/倉田吉昭

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