漕げばスマホ充電。CydeKickが自転車の「電力不足」を解消します

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電気のために漕げ!

エコで健康的なレジャーということもあり人気を集めている自転車ですが、最近はスマホやアクションカメラ、サイクルメーターなどを取り付けて走る人も増えています。しかし、こうした機器は、言うまでもなく電気を消費しますから、長時間のサイクリング時のバッテリー対策は悩みの種です。そもそもガチで走る人にとっては、モバイルバッテリーすら邪魔になります。

こうした充電対策としては、タイヤや車輪(リム)に取り付けるタイプのリムダイナモや、車軸(ハブ)の回転で発電するハブダイナモを取り付ける人もいますが、発電効率が悪かったり、不要な抵抗・振動(フリクション)が発生するとあって、ガチ勢の中には敬遠する人もいます。

今回紹介する『CydeKick』は、リムダイナモともハブダイナモとも異なる、非接触発電式の自転車用発電機です。仕組みとしては、自転車の車輪に磁石を組み込んだディスクを固定し、ジェネレーターを自転車側に固定します。これで走行することにより、ジェネレーターの前を磁石が通り過ぎると、電磁誘導で発電するというわけです。

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▲後部車輪で発電された電気は内蔵バッテリーに保存され、ハンドル部に取り付けられたライトやUSBポートから取り出せます

この方式のメリットは、抵抗やフリクションがほぼゼロであることや、取り付けが比較的容易なこと。デメリットとしてはダイナモ式(特にハブダイナモ)と比べると発電効率が下がることにありますが、充電するのではなく、スマホのバッテリーを延命するような使い方であれば十分そうです。

『CydeKick』の場合、後輪に取り付けるメイン発電の『CydeKick Pro』と、前輪に取り付けるライト専用の『CydeKick mini』で役割分担をしているため、ライト点灯中でも発電効率が下がらないのが魅力です。『CydeKick Pro』にはバッテリーも内蔵されており、走行中のエネルギーは無駄なく電気として蓄積され、USBポートにケーブルを挿せば、いつでも電力を取り出せます。

非接触型発電のライトなどは過去に登場していましたが、本格的なダイナモ代わりの発電機は珍しい存在。現在Kickstarterにて出資募集中です。

文/倉田吉昭

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