筆からドラムスティックまでOK!可能性が広がる超高感度タブレット

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iPhone登場以来、タッチ操作といえば指で直接画面タッチが標準になりましたが、以前はスタイラスペンを使うのが一般的でした。今やスタイラスペンは、お絵描き好きのユーザーが使うペンタブレットでしかほとんど見かけません。

お絵描き用のペンタブレットでも、専用のペンを使って入力する「電磁誘導」式のものが中心。電磁誘導式は入力位置や圧力検知の面で優位性がありますが、使い慣れたペンや筆が使えないのが玉にきずでした。

そこで注目したいのが、今回ご紹介する『Sensel Morph』4000段階以上の圧力を検知し、マルチタッチにも対応する超高感度の感圧式タブレットです。単に圧力の検出段階が多いだけでなく、上はドラムスティックで叩く、下は筆でそっとなでるまで、ダイナミックレンジの広さが特徴(圧力は5g〜5kgまで)。そして感圧式ならではの特性で、タッチに使うデバイスの種類は問いません。検知制度は0.1mm間隔と、こちらも高精細。


▲文字通りの「筆圧」を感知。アプリ側の対応にもよりますが、筆の幅などを検知できるようになれば、さらに実用性が高まりそうです。

さらに、マルチタッチと感圧式の特性を生かし、専用のオーバーレイカバーを取り付けることで、キーボードや鍵盤、ゲームパッドなどとしても利用できます

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▲オーバーレイカバーは鍵盤など7種類以上用意されており、さらにアイデアを集めたコンテストも実施される予定です。

クラウドファンディング「Kickstarter」での発表後、非常に大きな反響を巻き起こして予定金額をわずか3時間で達成。予定調達額の4倍以上に設定したストレッチゴールの達成も目前という大注目プロジェクトになっています。現在、249ドルで本体+3種類のオーバーレイカバー付きという早期投資プログラムを実施中。電磁誘導式のタブレットに慣れない方、新しい表現手法をお探しの方、必見です。

文/倉田吉昭

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