自転車で走ればスマホ充電! SIVA CYCLE『ATOM』実機レポート

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自転車を漕ぎながら「このエネルギーを電気に換えられたら」と考えたことありませんか?

特に、最近はスマホを自転車用のナビとして活用したり、サイクルコンピュータや「GoPro」のようなアクションカメラを装着していたりと、自転車で電気が必要なガジェットを使う人が増えているので、そう感じる人も増えているはず。

自転車用の発電グッズもいくつかありますが、漕ぐのが重くなってしまったり、取り付けが面倒だったりと、なかなか決定的なものがありませんでした。そこに登場したのがSIVA CYCLEの『ATOM』。自転車用発電機は色々と見てきましたが、現状これが一番良さそうです。たぶん。

何が良いかというと、まず取り付けが簡単。ホイールを外して挟み込むだけなので、クイックリリースを使ったスポーツタイプの自転車なら工具を使わずに2〜3分で取り付けられます。

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▲こんな感じで外したホイールに差し込んで……

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▲ホイールを取り付ければ装着完了。

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▲写真の白い部分がホイールに押し付けられて回転することで発電します。

もう1つの良い点は、バッテリーが取り外し可能になっていてモバイルバッテリーとしても使えるところ。自転車に乗りながら充電することももちろんできますが、走行中はバッテリーに充電しておいて、降りる時にそれを取り外せば、どこでもスマホやタブレット、カメラなんかを充電できるのです。

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▲バッテリー部分だけを、このように取り外せます。

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▲自転車から降りた後は、こんな感じでスマホを充電できます。

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▲ちなみにUSBの出力端子は、こんな感じでシートポストに装着できるので、走りながらの充電ももちろん可能。

着脱式のバッテリーパックは1650mAhのリチウムイオン電池。スマホを満充電するには足りないですが、緊急用としては十分な容量。しかも、走ればすぐに充電できますから。およそ1時間半走ると、バッテリーは満充電になります。

気になるのは、走っている際にどのくらい抵抗を感じるか? という部分ですが、近所を軽く走ってみた程度では、特にペダルの漕ぎが重くなっている感触はありませんでした。もちろん、抵抗がないわけはありませんが、これを付けたからといって疲れやすくなったり、長い距離を走ったりできなくなるようなことは全然ありません。

全体の重量は330gなので、グラム単位で軽量化をしているロードバイクに取り付けるのは抵抗があるかもしれませんが、普段使いのスポーツ自転車ならそこまで気にならない重さ。それよりも自転車を漕いだ力で発電できるという魅力のほうが、はるかに大きいでしょう。

なお防水性能はIPX4といういわゆる「生活防水」に対応。ゲリラ豪雨みたいな激しい雨でない限り、雨の中の走行でも大丈夫そうです。

日本国内ではAlternative Bicyclesというショップで通販しています。価格は2万2300円。自転車で通勤や長距離ツーリングなどでスマホを充電したい人におすすめです。「GoPro」なんかのアクションカメラを充電するのにも良さそうですね。

文/増谷茂樹

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ATOM製品情報
Alternative Bicycles販売ページ