【実機レポ】大は小を兼ねる? 新型『iPad Pro』はデカいけど凄かった

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ただ大きくなっただけ、じゃあないんです!!

いよいよ登場した、12.9型ディスプレイ搭載の『iPad Pro』。さっそく、米国・サンフランシスコで行なわれた発表会にて実機タッチ&トライしてきたので、そのファーストインプレッションをお届け。

その第一印象は「デカッ!!」……月並みですが。このサイズのタブレットはWindows搭載タブレットPCでも珍しいので、やっぱりその大きさが際立ちます。ここまで大きいと持っているだけで手が疲れそうに感じるのですが、薄さ約6.9mmと非常にスリムなこともあって、実際の重量(約713g)よりも軽く感じるほど。外に持ち出すのはあまり現実的ではなさそうですが、家の中で使うならぜんぜんアリ。映画やゲームなどはもちろん、電子書籍を見開き表示で楽しみたいという人に向いていそう。これなら雑誌みたいな細かいレイアウトのものでも読めそうですね。

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▲画面サイズが大きくなったことでより薄さが際立つように。ただし剛性はしっかり確保しているのでたわんだりはしませんでした。

そしてこの大画面の魅力をフルに引き出してくれるのがiOS 9の目玉機能である「マルチタスク」。画面を2分割して複数のアプリを起動できるというものなのですが、これが思った以上に便利で快適。それぞれのアプリは同時に操作することができるので、例えば右画面のアプリを右手で操作している最中に、左画面のアプリの表示をサッと切り替えるなんてこともできちゃいます。映画を観ながらTwitterで実況ツイート、ゲームをプレイしながら攻略情報をSafariでチェック、いろいろな活用法が考えられますね。複数アプリを起動すると動作がもたつくんじゃないかと思っていたんですが、その点は新プロセッサ「Apple A9X」のパワーで解決。3Dグラフィックをバリバリ使ったヘビーそうなゲームなどでも試してみましたが、全く問題ありませんでした。パワフルです!

あと、個人的に感心したのが4つのスピーカーを搭載することで、画面をどの向きにしていてもステレオ音声を楽しめるようにしたこと。面倒な操作は必要なく、画面の回転に合わせて自動的に切り替えてくれます。これまでのiPadはどれもヨコ画面表示時にスピーカーの位置がおかしくなってしまっていたのですが、新しい『iPad Pro』なら、ヨコ画面でもきちんとした音声で映画を楽しめますね。

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▲『iPad mini』『iPad Air』『iPad Pro』のサイズを比較。ちなみに『iPad Pro』の画面タテ幅が、ちょうど『iPad Air』の画面ヨコ幅と同じだそうです。

目玉の新周辺機器『Apple Pen』と『Smart Keyboard』の使用感についてはこちらで(別記事参照)。こちらも必見です!

構成・文/山下達也(ジアスワークス) 取材/石森祐亮(編集部)

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