【実機レポ】『iPad Pro』自慢の専用ペン&キーボードの実用性は?

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ペンもキーボードもやるからにはきっちり作ります!

本日発表された12.9型のジャンボサイズ『iPad Pro』(発売は11月を予定)。その画面サイズだけで充分に「買い」のインパクトがあったのですが(別記事参照)、同時に発表された専用周辺機器もそれぞれiPad始まって以来のものばかり。もちろんこちらもその使い勝手をチェックしてきましたよ。

Apple Pencil
初代『iPad』を発表した時、スティーブ・ジョブズがタッチペンからの決別を大きく掲げていたのを今でもよく覚えていますが(「指こそが最良の入力デバイスだ!」って言ってましたね)、ついにアップルから純正のペン型デバイスが登場します。これまでのサードパーティ製iPad向けタッチペン(ペン先が丸いゴムのようになっているやつ)は従来iPadのハードウエア的な制限から細かい文字を書いたりするのに向いていなかったのですが、『Apple Pencil』は細いペン先で精細な書き味を実現していることが売り。PC向けの最新タブレットなどと同じく、筆圧および角度検出に対応しており、強く書くと濃く(あるいは太く)、ペンを倒し込んで書くと薄く、幅広くといった風に、実際のペンのような使い勝手を再現しています。

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▲『Apple Pencil』は真っ白な樹脂製ボディ。光沢がありますが、決して安っぽくはありません。

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▲一般的なボールペンやシャープペンなどと同じくらいの太さ、重さ。これなら長時間使っていても疲れなさそう。

ペンにセンサーとバッテリーを内蔵し、『iPad Pro』と連携動作させていることがその精度の秘訣(そのため『Apple Pencil』は『iPad Pro』専用となります)。ペンで書いている時は指が触れても反応しないなど、細部までとことん作り込まれていました。デモではイラストレーターが見事なイラストを描き上げる様子を紹介していましたが、実際、かなりの精度で細かく書き込むことができましたよ。

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▲ペンのお尻に付いているキャップを外すとLightning端子が。これを『iPad Pro』に差し込むことで充電することができます。

Smart Keyboard
こちらも既にサードパーティから発売されているカバー型キーボードをアップル流に再構築したもの。従来『Smart Cover』と同じく、本体側面に磁石でくっつき、三角形に折りたたむことでスタンドとしても利用できるようにしています。本体側面の専用端子で接続するため、Bluetooth接続と異なり面倒なペアリングは必要ありません。

気になるキータッチは見た目からは想像できないほどしっかりしたもの。写真を見たときにはシート状の突起を押し込むような感じのタイプ感を想像していたのですが、実際にはしっかりとしたクリック感があり、かなり本物のキーボードに近い打鍵感を備えていました。ネットでは某社の某製品にそっくりという声も聞かれましたが、ことキーボードの打ち心地については断然こちらの方が上じゃないかな。

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▲12.9型の横幅一杯をつかっているため、充分なキーピッチを確保。タッチタイピングも余裕でした。

ちなみに『iPad Pro』に『Smart Keyboard』を装着した状態の重量は先日発売されたモバイルノートPC『MacBook』と体感でほぼ同等。どちらを選ぶか、なかなかに悩ましい選択になりそうです。

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▲キーボードの接続端子。電源もここから共有されるため充電不要なところも◎ですね。

構成・文/山下達也(ジアスワークス) 取材/石森祐亮(編集部)

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