悪用厳禁! シュレッダーした文書を元通りにするソフトがあるらしいゾ

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これを使うような状況に追い込まれるのはイヤです……。

情報セキュリティや個人情報の保護が叫ばれる昨今、文書の廃棄にクロスシュレッダーを使うのは常識。機密書類なら溶解処理も普通に行われるようになりました。「なんでそこまでやる必要があるんだろうね?」と思っている人もいるかもしれませんが、実は古来からシュレッダーにかけられた文書のゴミを回収して情報を復元するというのはスパイや悪玉ハッカーの常套手段。油断は禁物なんですよ。

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▲特に「そうめん」状にしか断裁しないシュレッダーは簡単に復元できてしまいます。

逆に考えるなら、まさかのミスで重要書類をシュレッダーしてしまったとしても、時間と根気さえあればパズルのように文書を再生できるというわけ……ですが、さすがに人力では限界もあります。そこでコンピュータの画像処理性能を活用して、シュレッダー文書を再生するWindowsアプリが『UNSHREDDER』(アンシュレッダー)なのです。

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▲使うかどうかは別として、いちおう価格表も見ておきましょうか。

個人がお手軽に利用できるようになっちゃうと、やっぱり悪用の恐れがあるからか、『UNSHREDDER』は法人向けの月額料金プランで販売されている模様。月額90ドルから年間契約で4500ドルまでのプランがありますね。ちなみに必要システム条件は以下の通り:

・CPU/Pentium4 2.0GHz以上
・メインメモリ/1GB以上
・ハードディスク/1GB以上の空き容量
・OS/Windows 2000、XP、Vista

当然ながら別途フラットベッドのスキャナ(TWAIN互換)が必要になりますが、それにしてもセキュリティ関連のソフトウエアを使うために、サポートの切れた古いOS(2000やXP)を使わなきゃいけないっていうのも、なんだかモヤモヤします。いずれにせよ、こんなソフトもあるくらいなので、紙の文書を取り扱うときでも、情報セキュリティには十分に気をつけるようにしましょうねー。

文/ワタナベダイスケ

関連サイト
UNSHREDDER製品情報