妖怪……じゃない、レゴのついた見守りGPSウォッチ

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迷子を予防するアイテムも、子どもの好きなモノであってほしいから。

日本ではドコモの腕時計型デバイス『ドコッチ』などが商品化されているウェアラブル型の見守り端末。フランスでは、子どもの遊び心をさらにくすぐるレゴ互換の見守りウォッチ『C-way』が開発中なのだそうです。

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▲レゴ互換のジョイントで様々なユニットを交換して使います。

開発元によれば、『C-way』は文字盤部分に時計ユニットや、かくれんぼゲームのデバイス、レゴのミニフィグなどを装着することで多用途に使える「プラグアンドプレイ・GPSロケーター」だとされています。確かによく見ると、レゴの接続部分に外部接続用の端子が8つ並んでいるのがわかりますね。同時に複数のユニットやレゴを装着できないなど、実用面での疑問も残りますが、そこは子どもにとっての“わかりやすさ”を重視したということなのかもしれません。

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▲保護者側のスマホアプリ画面。AR機能があるのはちょっと目新しいところ。

このデバイスにはGPSで保護者のスマートフォンに位置情報を知らせたり、あらかじめ設定した「子どもが入ってはいけないエリア」付近でアラートを鳴したりする機能を備えており、保護者からのテキストメッセージを受信することも可能。ただしネットワークはGSM対応なので日本で使えませんし、海外においても古い世代の通信規格である感は拭えません。小さいデータしかやりとりしないから3Gや4G(LTE)は不要と考えたのでしょうか。

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▲はたして製品化なるか?

こうして見ると全体的に微妙なスペックということもあってか、クラウドファンディング「Kickstarter」での資金調達もなかなか苦戦している様子。日本だけでなく、グローバルな視点から見ても「残念、もうちょっと……」という感触なのかもしれません。レゴがくっつくウェアラブル機器というのはグッと来る要素なのですが、それだけでは昨今のウェアラブル競争を生き抜くのは難しかったりするのでしょうね。

文/ワタナベダイスケ

関連サイト
C-way製品情報
Kickstarterページ