国際宇宙ステーション(ISS)の視点がここに! 宇宙飛行士が作るVRシステム

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「フライ・ミー・トゥ・ザ・宇宙ステーション!」

ジャズの名曲「Fly Me To The Moon」で歌われた月はおろか、軌道上の宇宙ステーションでさえも未だ一握りの宇宙飛行士たちしか足を踏み入れていない現代。遠いようで近い、でもやっぱり遠い宇宙を多くの人に体験してほしい、そう考えた宇宙飛行士たちがベンチャー企業を設立。国際宇宙ステーション(ISS)にVRカメラを設置するプロジェクト『SpaceVR』が進行中です。

アポロ14号クルーで“月面を歩いた6番目の人間”であるエドガー・ミッチェル氏、「ウルティマ」シリーズで知られるゲームクリエイターにして、ISSへの宇宙旅行経験もあるリチャード・ギャリオット氏といった、そうそうたるメンバーが集結。宇宙から送られてくる映像をiOS、Android、PC対応のウェブアプリや、臨場感抜群のVRヘッドセットで誰もが楽しめるよう、準備を進めているのだそう。

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▲VRヘッドセットで『SpaceVR』を体験している様子。外から見ると何だかわからないですけど。

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▲たぶん、このような映像が映し出されているはずなのです。

マルチプラットフォーム対応で、世界中の人々が試せそうなのは好感触ですね。それにしても、ヘッドマウントディスプレイ(VRヘッドセット)での宇宙体験はものすごいものなんだろうな、と想像してしまいます。

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▲専用のVRカメラと、国際宇宙ステーションの展望台(キューポラ)。

この『SpeceVR』プロジェクトにとって重要なパーツとなるのが、ISSの展望デッキ「キューポラ」に設置したいとされる全周VRカメラ『Overview One』。宇宙での使用に耐え、安価かつ宇宙飛行士たちの手を煩わせないことを目標に開発を進めているとのことです。

Overview One Mark III
by SpaceVR
on Sketchfab

ただ、さすがにこれだけの規模の開発には資金が必要。現在は「Kickstarter」で10万ドルの調達に向けてチャレンジ中でもあります。投資するかどうかは別として、「宇宙、それは最後のフロンティア(Space is the final frontier)」なんてキーワードも飛び出しちゃう「Kickstarter」のプロジェクトページは必見ですよ!

文/ワタナベダイスケ

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SpaceVR製品情報
Kickstarterページ