欲しくなってきた…シグマの“18-300mmレンズ”が静音&高画質で使いやすすぎ

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旅行に行くならこのレンズ1本で事足りるかも。

シグマが8月にペンタックス、ソニー用の便利ズームレンズ『18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM | Contemporary』(ペンタックス用実勢価格:6万330円、ソニー用実勢価格:6万130円)を発売しました。シグマ・ニコン・キヤノン用は既に発売済み。僕はPENTAXユーザーなので、今回はペンタックス用を借りて使ってみました

焦点距離は18mm~300mmと、Kマウントに対応した便利ズームレンズとしては最高倍率の300mmに踏み込んでおり、1本で一般的なダブルズームのキットレンズの画角をカバーする夢のようなレンズです。

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レンズの側面にはAF・MFの変更スイッチとリングのロックスイッチのみ。ズームリングの操作感はやや固めですが、使い続けていけば結構スムーズに操作できるようになると思われます。

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最望遠の300mmまでレンズを出すと、実測で全長202mmに。また、重量は585gとそれなりに重いのですが、標準レンズと望遠レンズを別途持ち歩かなくていい分、総重量は軽くなると思います。

さらに、最も嬉しかったのはAFの駆動音が超音波式でとても静かなところ。PENTAXシリーズの場合、少し古めのレンズだと駆動音が“ウィーン!”と鳴るものもあり、気を使うシーンが多かったのですが、それを気にしなくていいのです。

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フィルター径は72mmと、純正の18mm~270mmレンズ『smc PENTAX-DA 18-270mmF3.5-6.3ED SDM』の62mmよりも大きいので、フィルターの兼用ができないのは少し残念。純正レンズだと『HD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR』などが同じサイズです。

では、実際に写真を撮影してみましょう。今回はローパスフィルターレスの『PENTAX K-5IIs』に装着して写真を撮ってみました。

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広角側の18mmで撮影してみると、広く撮れるのはもちろん、緑の発色が良い感じ。花の橙色も鮮やかに描写できていますね。さらに、18mmで寄って撮影した松の葉は、細かいとげの描写もハッキリしていて描写力の高さが伺えます。うーん。このレンズ欲しくなってきた……。

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望遠側の300mmで撮影するとボケがキレイに出ていました。少し見づらいですが前ボケもこなします。しかし、使っていて唯一気になったのはAFの精度。望遠側で花にピントを合わせようとすると、かなり長い時間迷うことがあり、場合によってはMFで合わせたほうが早いなんていうシーンもありました。とはいえ、便利ズームながら高い描写力と表現力があり、出す絵に妥協がないのは最大の魅力。旅行や出張などで、できるだけ荷物を減らしたいけど、写真もしっかり撮りたいという欲張りな人には最高のパートナーになりえますよ!

文/山下佑樹(編集部)