お手頃な水中用ドローンで、誰でも海洋探査できる時代がくるぞー!

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もしかすると、海底に眠る財宝だって発見できるかも!?

宇宙と並び、数多くの謎と神秘に満ちあふれていると言われるのが、地球表面の7割を占める海。そんな身近なようでちょっと遠い世界をドローンで探検する時代が到来しそうなんです。オープンソースの潜水ロボット開発プロジェクト、OpenROVによるOpenROV Trident』は、1199ドルという手が届く価格での販売を予定している水中用ドローン。すでに「Kickstarter」での資金調達も目標金額を達成し、2016年の提供に向けて着実に歩を進めています。

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▲シンプルな板状の外観。日本人がデザインしていたら、もっとこう……アニメメカっぽくなっていたかも?

四角い板のような飾り気のない形状の『Trident』ですが、障害物との激突に耐える強度と、狭い場所でも繊細な操作に応える機動性を備え、100mの水深でも行動できるのだそう。ただし標準で付属するケーブル長は25mで、それ以上の長さに拡張する場合はオプションが必要です。水中での活動時間は最大3時間、トップスピードは毎秒2mで、水上へのジャンプも可能という軽快な運動性は、有線とはいえかなりのもの。

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▲小回り、スピードともに期待できそうで、見ていると操縦してみたくなる!

ちなみにドローンの制御は無線LAN経由でタブレットやノートPCから行うことができ、バックパックや飛行機の座席下にもおさまるコンパクトサイズ。2.9kgの本体重量と相まって、持ち運びに便利なシステムになっていると言えそうです。

オープンソースプロジェクトならではのWeb標準に基づくソフトウェア環境や、海底の3Dモデルを作れるほどの写真測量ソフトなど、より多くの人々が海洋探査に参加できるようになる可能性を感じますね。ヨットやボートを保有するユーザーや、漁師といった海の関係者における活用も期待できるかもしれません。

文/ワタナベダイスケ

関連サイト
OpenROV Trident製品情報ページ
Kickstarterページ