Macユーザー必見!「El Capitan」は安定性&実用性重視の新OSだ

20150930_001_001

“安心して使える”が一番新しい「OS X」がついに登場

今年のアップル2大OSは、この先に向けたメンテナンスフェーズへ。“新境地”を目指したいたずらな機能向上ではなく、しっかり足場を固めることを最重視している(それゆえ、OS名称もYosemite=ヨセミテ国立公園内の観光スポット、エル・カピタンとなった)。

なお、今回の発表では影の薄かったMac関連製品だが、新型CPU「Skylake」を搭載した新型モデルがそろそろ登場するとの噂。特にここのところ変化の乏しかったデスクトップ機は、20型の『iMac 4K』など、年内に大きな発表があると噂されている。期待せよ!

[ 対応機種 ]
・iMac(Mid 2007以降)
・MacBook(Late 2008アルミニウム製、またはEarly 2009以降)
・MacBook Pro(Mid/Late 2007以降)
・MacBook Air(Late 2008以降)
・Mac mini(Early 2009以降)
・Mac Pro(Early 2008以降)

20150930_001_002
▲新しい「El Capitan」は、Mac向けApp Storeから無料アップデート可能(図版は旧OSのもの)。DVDなど、物理的なパッケージは発売されない。

20150930_001_003
▲『MacBook』のようにやや非力なマシンこそ、パフォーマンスを最適化した「El Capitan」の恩恵が大きい。即アップデートしてあげたい。

NEW FUNCTIONS

画面2分割マルチタスク対応
20150930_001_004
▲フルクリーンアプリを画面分割して同時に利用できるようにする「Split View」に対応。左画面でワープロ作業をしつつ、右画面で友人とコミュニケーションするといったことが可能に。通常モードと比べてウィンドウが重なり合わないため、混乱なくアプリを使い分けられるのが便利だ。

使い勝手が向上された新Safari
20150930_001_005
▲WebメールやFacebook、TwitterといったSNSなど、よく使うWebサービスの画面をタブバー左端にピン留めする機能を追加した。タブ単位での音声ミュート機能など細かな機能改善も多数。

グラフィックスが超高速化
20150930_001_006
▲iOS向けに展開されていたグラフィックスのコアテクノロジー「Metal」をMac向けにも開発。システムレベルのグラフィック描写を最大50%加速させるなど、表現力を大きく高めている。

日本語入力ソフトがパワーアップ
20150930_001_007
20150930_001_008
▲「OS X Yosemite」で一新された日本語環境がバージョンアップ。フルオート「ライブ変換」で素早く日本語入力できるようになったほか、魅力的な新フォントが一挙に4種類も追加されている。

多機能化した新しいメモ
20150930_001_009
▲iOSのメモ機能アップデートに合わせて、OS Xのメモ機能もアップデート。独自機能「添付ファイルブラウザ」を使って、メモに追加した全ての添付ファイルを一覧することもできる。

ライター・山下のTouch & Impression

気の利いた便利機能にも要注目

「El Capitan」は、この10年で最も安定していたと評する人も多い、「OS X 10.6 Snow Leopard」同様、安定性と最適化を重視したバージョン。現在、登録ユーザー向けに配布されているプレビュー版の時点でも、その恩恵を感じることができます。仕事でMacを使っているような人には非常にうれしいアップデートと言えるのではないでしょうか。まるで新しいマシンに買い換えたような……というと少し大げさですが、古いマシンもキビキビと動作するようになります。その上で、個人的には細かな操作性改善が気に入りました。マウスカーソル大型化は意外に便利!

20150930_001_010
▲マウスカーソルを左右に素早く動かすとカーソルが大型化。画面上でカーソルを見失ってしまった時に重宝する機能だ。

20150930_001_011
▲iOS由来の機能も多数登場。例えばメールアプリでは、メールを選択した状態で左にスワイプするとこれを削除可能に。

 

文/山下達也(ジアスワークス) 撮影/松浦文生

※『デジモノステーション』2015年11月号より抜粋

関連サイト
アップル