同じに見えても大違い!?全天球カメラ『THETA S』は撮像素子とレンズが超進化

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撮像素子とレンズの強化。写真を見渡しても視認可能

1/2.3型と先代モデルよりも大きな撮像素子を備え、さらに新開発のレンズを搭載したことで、純粋に画質が向上したのが最大の特長と言える。また、スマホアプリも『THETA S』用に新しくリリースされており、こちらを導入することで詳細な撮影設定が可能になっている。例えば、シャッタースピードは従来だと遅くしても1/7.5秒までしか対応していなかった。しかし、本機から最長60秒に対応しており、夜に撮っても明るい写真にでき、天体撮影も可能となった。

実際に写真を撮ってみると解像感が高く、プレビューで見たときはやや不安があったが、写真ファイルになると一気に化けた。一般的なコンパクトカメラと遜色ない画質を全天球で実現できていたことに驚いた。これなら、仲間内で囲んで撮影しても誰かわからないということもなく、思い出の共有も実現できるだろう。

詳細な撮影設定でひとつ上をゆく全天球カメラ
リコー
THETA S
予想実勢価格:4万2800円 10月下旬発売予定

一般的なコンパクト機に使われる1/2.3型撮像素子を2基備え画質が向上。レンズもF2.0と明るいものを採用している。また、インジゲーターの追加やWi-Fiの速度強化など細かい部分もパワーアップしており、かゆいところに手が届いた1台だ。

SPEC
有効1400万画素 1/2.3型センサー F2.0レンズ 内蔵メモリ2GB サイズ:W44×H130×D22.9mm 重量:125g 有効画素数:1400万画素 撮像素子:1/2.3型CMOS×2 シャッター速度:60〜1/8000 最大ISO感度:1600

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▲撮影モードによってLEDでカメラマークとビデオマークに変化する。ひと目でどのモードかがわかる。

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▲シャッタースピードの変更を始め、ISO感度やWBの変更などもスマホで気軽にできる。

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▲底面にマイクロUSB端子があり、大容量モバイルバッテリとつなげて駆動させることも可能。

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▲本体側面に電源ボタンとWi-Fiボタン、モード変更ボタンを装備。片手で操作できる位置にある。

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▲撮影したデータはアプリ内で日付順に割り振られる。全天球データは一覧性が高くて見やすい。

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▲Wi-Fiの速度が向上したことで、写真データも数秒でコピー完了。ストレスなくやり取りできた。

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▲室内でやや暗い場所で撮影しても、顔がしっかり明るく写った。また、画質が向上しているのがわかる。

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▲プレビュー画面は全天球のほかパノラマ表示が可能。指でスライドさせれば視野をぐりぐり変えられる。

編集部のFIRST IMPRESSION!!
物欲が刺激されまくるカメラ
上位機でありながら4万円強と値頃な価格がうれしい。質感はマットで持ちやすく、所有欲も満たされそうだ。ボディはやや熱をもちやすいが、スマホからのリモート中心なので気にならないレベル。全天球プレビュー時の画質は潰れ気味なのだが、シャッターを押して確認すれば思ったよりカッチリした画で、使用には十分耐える画質だった。

 

文/編集部 撮影/松浦文生

※『デジモノステーション』2015年11月号より抜粋

関連サイト
THETA S製品情報ページ