ナニコレ珍楽器!? コバンザメ式の合体ダブルネック・ギター

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ジミー・ペイジがコレを見たら、何て言うかしらね……。

6弦と12弦など、複数のギターの特性を一本にまとめたダブルネック・ギター(ツインネックとも)は、便利なこともある半面、非常にデカくて重いのが悩みの種……まさにネックと言えるんですよね。そこでギタリストなら誰でも一度は妄想するのが、ロボットアニメの必殺武器よろしく、合体・分離機能を持つダブルネック・ギター。それを実際に作ってしまったのが、マグネット式の合体ギター『Flux Guitars』というわけです。

これ以上どうコメントして良いやらといった感のあるプロダクトですが、一応説明しておくと上段が12弦、下段6弦のエレキギターで、磁石の力でわずか数秒での分離と合体が可能なのだそう。詳しい仕組みは明かされていないものの、合体状態ではシールド線が1本しか出ていないことから、内部の電装系も何らかの方法で接続する方式なのかもしれません。

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▲一見すると普通のダブルネック・ギターなのですが……

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▲パキッ!「あっ」(※故障ではありません)

メインとなる12弦ギター部は分離状態でも通常のエレキギターサイズながら、サブギターのボディがあまりにも小型すぎるのが気になるところ。アメリカンブラックチェリー、メイプルといった良質の木材を使用しているということですが、ボディの鳴りなどがどうなっているのかはちょっと気になります。ちなみにピックアップはギブソン系のシングルコイルP90、シダー材にローズウッド指板をあつらえたネックなど、各部のパーツはしっかりした素材を使っているようなので、もしかすると案外見た目に反してイイ音がしたりして。

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▲分離後も普通のギターに見える、メインの12弦ギター側。

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▲一方サブのギターは、単体だと不安になるレベルの小ささ……。

なお、このマグネット合体システムは特許出願中で、製品化に向けた資金調達のため現在はクラウドファンディング『Indiegogo』でチャレンジ中。正直言って今のところ出資者は少ないみたいですが、世のギター収集家にとってはいわゆる変態ギター……じゃなかった、ビザール・ギター(変わった形のモデル)は隠れた人気ジャンルでもあります。もしかすると好事家たちの間で一気に大ブレイクする、なーんてこともあるのかも?

 

文/ワタナベダイスケ

関連サイト
Flux Guitars製品情報
Indiegogoページ