手軽で賢く、4K映像もバッチリな空撮特化型ドローンを見よ

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ドローンがなければ、撮れない映像があるんです。

昨今スマートフォンやデジカメの4K撮影機能が充実しつつありますが、ドローンの世界もトレンドは4K撮影へ。今年はいよいよ「4K元年」と呼べる年になりそうです。ドローンと言えば日本では観光地の事故などであまりいい印象がありませんが、ドローンそのものは、ああいった事故を起こさない方向に進化しています。今回ご紹介する『Snap』は4K撮影に対応し、空撮に特化した賢いクアドロコプタータイプのドローンなのです。

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▲『Snap』は、米国サンフランシスコに本社を構えるVantage Roboticsが開発したドローンです。

まずカメラ部には、ソニーの「Exmor R」センサーを搭載。暗所にも強く、4K/30fpsと、720P/240fpsでの撮影が可能。実はこれ、「iPhone 6s」とほぼ同等の撮影性能です。カメラを搭載した本体ユニットは縦横2軸のジンバルで支えられ、磁力でプロペラユニットに固定されます。ジンバルの動きは極めて軽く、プロペラユニットが移動や姿勢制御のために左右に旋回しても、カメラの向きは極力ニュートラルに抑えられます。

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▲軽量なプロペラユニットとジンバルのおかげで、障害物などに接触して軽い衝撃があってもカメラ部は安定したままでいられますし、本体も損傷しません。

プロペラユニットを守るガードは自転車のホイールを参考にしたという独特の形状で、柔軟性のある構造で衝撃から本体とプロペラを優しく守ります。また、この安全性に加えてプロペラユニット全体が二つ折りにできるため、バックパックなどに比較的ラフに突っ込んで持ち運べるタフさも兼ね備えています。

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▲専用ケースがなくても持ち運べるタフさは、アウトドアでの撮影が多いユーザーには何よりの朗報ではないでしょうか。

本体全体の重量がわずか500gと軽量ながら、最大で20分の撮影が可能。撮影可能距離は最大約150mですが、エクステンダーにより最大1500mに拡張できるそうです。このほか自動的に障害物を避けつつ、あらかじめ決めたバーチャルワイヤーに沿ってターゲットを補足しながら移動撮影を続ける機能や、電波が届かなくなった時の帰巣機能、ターゲットの自動補足、バッテリー消耗時間の学習機能など、ドローンとしての性能も高い水準で備えています。

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▲全長309×全幅339×高さ55mm。これで約500gは軽いです。最高速度は秒速15m(時速約54km)と、かなりのスピードも出せます。

これだけ高性能なだけに価格も1295ドルとプロ仕様ですが、現在895ドルで購入できるキャンペーンを実施中。発売は来春の予定です。日本だと何かと肩身がせまい状況にありますが、安全性がしっかり確保できて素晴らしい空撮映像が撮れれば、また世間の評価も変わってくるのではないでしょうか。

 

文/倉田吉昭

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