重低音が苦手な私も度肝を抜かれた。オーディオテクニカの新「SOLID BASS」

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すっごく開放的なのに、ズンッと沈み込むリアルな低音が気持ちいい~~。

毎年この時期に恒例となっているオーディオテクニカの大型発表会。今後の市場を賑わす多彩な新製品が発表されましたが、特に注目の製品が人気の重低音シリーズ「SOLID BASS」

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▲どどんと、ひときわ大きくブースを構えているこのシリーズ、メーカーの気合いの入り方も伝わってきます。

新シリーズのテーマは、「重低音×ハイレゾ」「重低音×超解像」など、ただ重く深い低音というだけではなく、精細かつ明瞭さのある低音とのこと。個人的な話ですが、実は今までヘッドホン&イヤホンは音に味付けの少ないモニターサウンド寄りのモデルを好んでまして、低音強調モデルってどちらかと言うと苦手だったんです。でもでも、今回のシリーズでその苦手意識を払拭してくれる、新感覚の低音表現をしているモデルと出会いました。

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それがこちら『ATH-WS1100』(10月23日発売)。「SOLID BASS」ヘッドホンの最上位機種ですが、実勢価格で2万6870円とハイエンド製品にしては意外とリーズナブルです。一聴した時に感じたのは、低域のクリアさですね。とてもキレイで分解能が高く、音圧で変に主張はしないので聴き応えはスッキリしています。それ以上に感心したのは、とにかく音場が広いこと。本当にクラブの広さで聴いているような開放感の中に、タイトで芯の強い低音が響く感じがとても新鮮!

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低域強調モデルと言えども、しっかり高域も解像感高く鳴るのは、オーディオテクニカ史上最大のφ53mmドライバーによるところ。ハウジング側部の通気孔で解像感の高い低音を実現しているようです。

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もうひとつおすすめしたいのが、イヤホンの最上位機『ATH-CKS1100』(実勢価格:2万6870円/10月23日発売)です。『ATH-WS1100』は空間も使った新感覚の低域表現ですが、『ATH-CKS1100』はもっと低域の張り出しを実感できます。ダイレクトにタイトな重低音が楽しめますよー。

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▲ドライバーを対向配置することで、高域から低域まで歪みの少ないピュアな再生音をかなえたとのこと。

言わずもがな、この2モデルで聴いてほしい音楽はロックやクラブミュージック。できれば『ATH-WS1100』は、圧縮音源でバリバリのEDMなどを聴いてみてほしい。空間表現が広く気持ちよすぎて、音圧を持ち上げなくたって踊れるほどのはず、うん。その反面、再生周波数帯域もハイレゾ対応のためハイレゾ音源でロックを聴いても、奥行き感と迫力を思いっきり堪能できます。

いつもヘッドホン、イヤホン選びでは「重低音はそんなに好きじゃないから〜」なんて、最初から除外して選んでいたのに……これじゃあ悩んでしまいます、私。「重低音な音楽好きじゃないし」なんて思っている人こそ聴いてください、本当に度肝抜かれるんで!

文/玉造優也(編集部)

関連サイト
ATH-WS1100製品ページ
ATH-CKS1100製品ページ